50代ふたり暮らし、無理なく食費を減らすコツ。「買うのが当たり前」をやめて気づいたこと

物価の高騰が続き、あれもこれもどんどん値上がりしています。同じものを同じように購入していては、食費はふくらむばかり。「本当に必要? といつも問いかけながら買い物しています」と話すのは、ブロガーのやまだめがねさん(50代)。無理なく節約する方法を教えていただきました。

食費を無理なく減らす方法を紹介します

【写真】気分転換のご褒美グルメ

習慣でなんとなくカゴに入れている食品は意外と多い

やまだめがねさんは築古の団地で夫婦ふたり暮らし。それほどぜいたくしているわけではないのに、黙っていても食費がかさむことには頭を悩ませています。

「今は義実家の片づけにも追われている状況。普段は自炊でも、片づけで遅く帰宅すると炊事する元気はなく、ついテイクアウトやスーパーのパック寿司を購入してしまうことも…。家計簿の帳尻を合わせるのに必死です」(めがねさん、以下同)

そんななか、めがねさんが実践しているのは、いつもの食品の「いる、いらない」を見直すこと。

「これ、ないと本当に困る? と時々考えるようにしています。きっかけになったのは、ヨーグルトでした。以前は無意識で買い物カゴに入れてしまっていたのですが、ふと気づいたら買わなくなっていて。たぶん、1回の買い物予算内におさめるために“今週はやめておこう”と思って買わずにいたら、そのまま買う習慣がストップしていました」

ヨーグルトは大好きだった、というめがねさん。

「一時期はヨーグルトメーカーを買おうかとまで考えていたくらい、毎日食べていたものでした。でも、ないならないでまったく困ることはなかったんです。そのことに自分自身も驚きましたが、買うことが当たり前じゃないと気づいたことで、食費のバランスがとりやすくなったと思います」

今は、たまに旅行先の朝食として出てくるヨーグルトを食べるのが新鮮に感じられるように。逆に旅の楽しみが増えた、と言います。

牛乳はカフェオレがおいしい季節だけ。1年じゅう買わない

牛乳も、めがねさんが定期的に買わなくなった食品のひとつ。

「好きですが、1年じゅう飲まなくてもいいかなと思い至りました。私が牛乳をおいしいと感じるのは、カフェオレやミルクティーを飲むとき。だったら、それらが飲みたくなる秋冬だけ楽しめればいいと考えられるようになったんです」

いつも欠かさず、と思うと中毒のようになり、我慢することでストレスがたまってしまいます。でもめがねさんのように、「これは秋冬に楽しもう」とバランスをとれば、前向きに楽しめそうです。

買うのが当たり前、をやめれば食費はまだまだ現状をキープできる。とはいえ、ヨーグルトも牛乳も絶対に買わない、と決めたわけではありません。

同じように、普段は節約のためにスライスチーズを買うけれど気分転換にクリームチーズを手に取ることだってあるそうです。

「やめたり減らしたり、また復活させたり、そのバランスと繰り返しで食費はなんだかんだ抑えられています。食は日々の生活のささやかな楽しみ。これくらいのゆるい意識でちょうどいいと思っています」