山本由伸に見舞ったシュワーバー特大弾、右翼席上段の屋根越える…「どこに飛んだのか見てない」

 【ロサンゼルス=帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの山本由伸は8日(日本時間9日)、本拠地でのフィリーズとの地区シリーズ(5回戦制)第3戦に先発し、4回0/3を6安打3失点で、負け投手となった。ドジャースは今シリーズ初黒星で、通算2勝1敗となった。

4回、3失点し、ベンチに戻る山本(8日)=飯島啓太撮影

 「立ち上がりから、いつもよりもすごく落ち着いて冷静に入れた」と山本。三回までは安打を許さず、ほぼ完璧な投球を続けた。

 味方が1点を先制した直後の四回に暗転した。先頭のナ・リーグ本塁打王、シュワーバーに対し、2ボールからの3球目、高めの直球をとらえられた。右翼席上段の屋根を越える飛距離455フィート(約139メートル)の特大の一発となり、同点に追いつかれた。「外を中心に行く組み立てだったけど、ボールが先行してしまって、3球目のストレートをうまく打たれた」と山本。

5回途中でマウンドを降りる先発の山本(右)(8日)=飯島啓太撮影

 シュワーバーは「打った瞬間、ホームランだと思った。ただ、どこに飛んだのかは見ていないよ。最高の気分だった。相手にプレッシャーをかけられる場面は全部いい」と喜んだ。

大リーグ・ポストシーズンのトーナメント表

 山本にとっては、この日許した初安打だったが、勢いづいた相手打線を抑えられなかった。その後も連打を浴びるなど、この回計3失点で逆転された。山本は「最少失点で抑えられたら、もっと試合の流れが変わっていた」と悔やんだ。五回も先頭から連打を浴びて、マウンドを降りた。