2015年米3冠馬アメリカンファラオが静内種馬場に到着 米国から専任厩務員も帯同 種付け料は400万円

馬房でくつろぐアメリカンファラオ=28日、北海道新ひだか町・静内種馬場

2015年に37年ぶりの米3冠を達成したアメリカンファラオ(牡13歳、父パイオニアオブザナイル、母リトルプリンセスエマ)が28日朝、来年1シーズン限定でリース供用される日本軽種馬協会静内種馬場(北海道新ひだか町)に到着した。あいにくの雨模様となったが、待ち構えた多くの報道陣を前にポーズを決めると馬房で豪快に寝転び、牧草を口にしてリラックスした様子を見せていた。

馬房でくつろぐアメリカンファラオ=28日、北海道新ひだか町・静内種馬場

米国から日本への輸送にも立ち会った静内種馬場の遊佐繁基場長は、無事の到着にホッと安堵(あんど)の表情。遊佐場長は「長年の交渉の末、日本に導入することができました。今回の導入には地方競馬全国協会の競走馬生産振興事業を活用させていただき感謝しています。カフェファラオ、ダノンファラオと産駒は日本で抜群の適性を見せているだけでなく、輸入された(産駒の)フォーウィールドライブやヴァンゴッホが種牡馬として活躍しています。すでに多くの生産者様、馬主様からもお問い合わせをいただいています。母の父としても活躍馬が出ているので、牝馬が誕生しても日本の生産界で枝葉を広げてくれると思います。アメリカから専任のグルーム(厩務員)も帯同しているので、万全の態勢でシーズンを迎えられるようにします」と語った。種付け料は400万円(受胎確認後支払い)となっている。

凛としたたたずまいのアメリカンファラオ=28日、北海道新ひだか町・静内種馬場

アメリカンファラオの輝かしい戦績を示すプレート=28日、北海道新ひだか町・静内種馬場