繰り返されるお決まりの流れ 妻の痛みは積もるばかり【宝くじで3億円当たりました Vol.8】

■これまでのあらすじ

夫の冷たい言葉に日々心を削られていた妻は、ひそかに確認した宝くじが“3億円当選”していると知り、この事実だけは夫に伝えまいと決意する。外では温厚に見える夫だが、家の中では厳しく、母が孫に買ったゲームソフトにも不満をぶつけ、妻が返す言葉はすべて「言い訳だ」と退ける。さらに「お前みたいに勉強できない子になったら困る」と傷つく一言を放ち、涙を見ても「泣かないでよ、俺が悪者みたいじゃん」と軽く扱うばかり。その後「言い過ぎた」と抱きしめて謝るものの態度は変わらず、要件だけ伝えて去っていく夫。「また同じ流れ…」と感じながら、妻の胸には静かに不満が積もっていくのだった。

■息子の話になると必ず妻の過去を否定する夫

繰り返される“お決まりの流れ” 妻の痛みは積もるばかり【宝くじで3億円当たりました Vol.8】

■夫はどうせ抱きしめればいいと思っている

■どうして夫と結婚したのかも思い出せない

息子の話から始まり、いつの間にか妻の過去を否定する言葉へと変わり、涙をこぼしたら謝って抱きしめて終わる——そんな一連のやり取りは、いつしか“お決まりの流れ”になっていました。

夫はそれで毎回区切りがついたつもりでいるのかもしれませんが、傷つくのはいつも妻のほうです。

何度も繰り返されてきたと思うと、その重さは想像以上のものがあります。気づけば、夫のどこを好きになったのかさえ思い出せなくなるほど、妻の心は追いつめられていたのです。

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