ホンダ「NR」(1992年)【90年代に登場したホンダのバイク図鑑】

▶▶▶写真はこちら|ホンダ「NR」(4枚)

Honda NR

当時価格:520万円

(北海道・沖縄価格は1万円高。その他一部離島を除く。速度警告灯装着車は5万円高)

全長×全幅×全高:2085×890×1090mm ホイールベース:1435mm シート高:780mm 車両重量:244kg

1992年5月に発売されたホンダ「NR」は、レース専用機「NR500」で培われた革新的な技術を惜しみなく投入し、当時の市販車の常識を遥かに超えたスーパースポーツモデルとして登場した。

最大の特徴は、世界初となる「楕円ピストン」を採用した水冷4ストロークV型4気筒エンジンだ。1気筒あたり8バルブ、2本のコンロッドを備えるこの特異な構造により、吸排気効率が飛躍的に向上。広い回転域でフラットなトルク特性を発揮し、力強く俊敏な応答性を実現している。

画像: Honda NR 当時価格:520万円 (北海道・沖縄価格は1万円高。その他一部離島を除く。速度警告灯装着車は5万円高)

車体構成にも最高峰の素材が贅沢に使用された。カウル類にはカーボンコンポジット、ホイールにはマグネシウム、さらに各部ボルト類にはチタンを採用。加えて、空力特性を追求したカウルデザインや、片持ち式のリアスイングアーム「プロアーム」など、当時の最先端技術のすべてが注ぎ込まれていた。

販売価格は520万円、国内販売予定数はわずか300台。その圧倒的な存在感とスペックから、90年代のホンダにおける「技術の結晶」を体現したモデルと言えるだろう。

エンジン形式:水冷4ストロークDOHC32バルブV型4気筒

総排気量:747cc

ボア×ストローク:101.2(長径)×50.6(短径)×42.0(行程)mm

圧縮比:11.7

最高出力:77PS/11500rpm

最大トルク:5.4kgf・m/9000rpm

燃料タンク容量:17L

変速機形式:6速リターン

キャスター角:24°30′

トレール量:88mm

ブレーキ前・後:油圧式ダブルディスク・油圧式シングルディスク

タイヤサイズ前・後:130/70ZR16・180/55ZR17

関連のおすすめ記事

ホンダ「NR」(1992年)解説 - webオートバイ

唯一無二の存在! 「楕円ピストン」V4エンジン搭載『HONDA NR』【名車図鑑】 - webオートバイ

「NR」関連記事一覧 - webオートバイ