大量に捨てなくてもOK。ゴミ屋敷育ちでも家が整った「片付けのハードルの下げ方」4つ
片付けに苦手意識をもっていると、片付けのハードルは高くなりがち。整理収納アドバイザーで、片付けに関する情報発信などを行っているつうさん(40代)も、以前は片付けを難しいと感じていたそうです。ここでは、つうさんが片付けのハードルを下げ、捨て活がスムーズになった秘訣について語ります。

ハードルを下げると、片付けがスムーズに!
【写真】元・汚部屋暮らしが実感。捨てる判断がしやすいもの
1:長時間ではなく、短時間でOK

片付けが苦手な頃は、「片付けるには時間がかかる」と思っていました。ただでさえ片付けることに対して苦手意識をもっているのに、長時間かかるとなると余計おっくうで…。片付けをスタートさせることでさえ、なかなかできずにいたのです。
よくよく考えてみると、その当時休みは週1日だった私にとって、休日の長い時間を片付けに充てるというのは、とても難しいことでした。
そこで、片付ける時間は「15分くらいの短時間でもOK」というルールを設けました。すると、せっかくの休日に片付けで疲れてしまうことも、片付けをおっくうに感じる悩みも解消できたのです。
「片付けに長時間かけなくてもいい」と思えたことで、片付けに着手しやすくなったと実感しています。
2:ガラッと変えようと思わず、少しずつ進める

以前は家のなかのごちゃついている景色を見て、「この景色を早くガラッと変えなければ!」と思っていました。
たとえ片付けを進めても思うように景色が変わらないと、時間をかけてがんばるほど、「思ったように進んでいない」とあせったり、落ち込んだり。そして、片付けるのがイヤになり、ごちゃついた家に居るのもイヤで、逃げるように外出する日々でした。
ですがあるとき、「そんな負のループをくり返していても、部屋は片付かない」と思い直し、同時に「大きな変化を求めてハードルを上げてしまっていることで、片付けが進まないのかも」と気づきました。
それからは、「ちょっとの変化でOK」と認めることにしました。そうすることで、「できた!」を簡単に増やせますし、あせったり落ち込みムードにならず、片付けを楽しみながら進められました。
3:片付けやすい自分のものから見直す

片付けにおいて「自分のものより相手のものが気になってしまう」ということが、結婚当初はよくありました。
結婚・出産を経て、家族が増えるにつれてものは増えていきます。そうすると、家族のものは「なぜそれをもっているのかわからない」ものもあるので、自分のものより家族のものがどんどん気になるように。
「ものを減らさない?」などと夫に提案してみましたが、あまり協力的ではなく、家族とはいえ、他人に私と同じペースで片付けてもらうのは大変だなと感じました。
そもそも、夫は今、片付ける必要性を感じていないかもしれないのです。「私が片付けたいのならば、私が片付けよう」と思い、自分のものだけを片付けることにしました。自分のものなら家族の判断は必要ではないので、確実にスムーズに進めることができます。
家全体がすぐに片付いたというわけではありませんが、私が片付ける姿を見て、今では夫も小学生になった娘も、自分から「これ、いらないよ」と言ってくれたり、ものを元の場所へ戻したりと、片付けに協力的になってくれました。
4:手放すのはひとつだけ、小さなものでもいい

以前は、片付けるなら「一度に多くのものを捨てなければ!」と思っていました。そのため、小物を何個か捨てても、全体を見れば大幅には減っていない状況にガッカリしてしまう。そんなことが何度もありました。
片付ける度に「多くのものや大きなものを捨てなければ!」「ものを大量に手放して爽快感を感じなければ!」という義務感に縛られていたのです。そのせいで片付けがスムーズに進まないことに悩んでいたので、片付けは量にこだわるよりも「続ける」ことを優先させることに。
「捨てるものはひとつだけでもいい、小さくてもいい」ということにしました。
それからは、「書類を1枚捨ててもペラペラの紙だから減った感じがしない」と落ち込むのではなく、書類1枚でも、「1」とカウントする。そして「ひとつだけでも捨て活を継続できたこと」を重視するようになりました。
そうすることで、「捨てる」ということに対して気持ちがラクになり、ものを減らすこよが以前よりスムーズに続けられるようになったのだと思います。