60代、暮らしを軽くする「ものを手放す基準」3つ。買って2年使わなかったら迷わず手放す

歳を重ねるにつれて「身軽に暮らしたい」と考える人も多いのではないでしょうか。「すっきりした暮らしに大切なのは、収納グッズを買うことでも、一気に片付けることでもなく、今の自分に必要なものを見きわめること」と語るのは、整理収納アドバイザーの新田由香さん(60代)。新田さんが実践する、ものを手放す「3つの基準」について教えてもらいました。

「今の自分に必要なもの」だけで暮らす

【写真】ひと目惚れして購入後、2年以上放置

基準1:「なんか違う」と違和感を感じる服

クローゼットの中にある、毛玉が目立っていたり、袖をとおすと「なんだか違う」と感じたりする服。

とくに「なんだか違う」という感覚はやっかいで、一度は手に取って着てみるも、結局、別の服に着替えて出かけることになる。そんな経験、だれしもあるのではないでしょうか?

「なんとなく違う」の繰り返しで、着ないままタンスの奥へと戻してしまう。でも、この違和感こそが大切なサインです。違和感を感じたまま、タンスの奥にしまいこむのではなく、潔く手放してみましょう。

基準2:買って「2年以上」未使用のもの

60代、暮らしを軽くする「ものを手放す基準」3つ。買って2年使わなかったら迷わず手放す

「これかわいい!」「安いし買っておこう」。そんなときめきや勢いで買ったものの、気づけば2年以上、一度も出番がないまま眠っているもの。

買った瞬間は、手に入れたことで満足してしまいがちですが、2年という月日が流れても一度も使わなかったということは、今の自分の暮らしには「必要のないもの」なのかもしれません。

そういうとき、まずは「これから使う予定があるのか?」と、自分に聞いてみるようにしています。すぐに思い浮かばないなら、それは潔く手放すタイミングと考えています。

基準3:なんとなく置いているだけのもの

「なにかに使えるかも?」とつい置いておきたくなる、あきビン、あき箱に、紙袋。家のなかを見渡すと、そんな「目的のないもの」が貴重なスペースを占領していることも。

とりあえずとっておくことが習慣になってしまって、置いていることすらも忘れていたり、ふと気がつくと「こんなにたくさんあった!」と驚いたりすることもあるのではないでしょうか?

「なんとなく置いている」ものを見直すことで、家の中に「余白」が生まれます。

こういった、日々の暮らしのなかにある小さな「気づき」や「違和感」、「とりあえず」や「なんとなく」もっているものを意識して、手放す基準にしておくと、「今の自分に必要のないもの」がわかってくるようになります。

「ものを大切にすること」イコール「もち続けること」とはかぎらない、と私は考えています。「もったいない」という気持ちも手放して、これからの人生を身軽に生きたいと考えています。