60代で「手放した考え方」5つ。人がうらやましくなったら、自分のお気に入りを手に取る
年齢を重ねるのに伴って起こる、体や心の変化。気持ちの揺れから、理由もはっきりしないまま気分が落ち込むことも。そんななか、「60代になってから、これまで当たり前だった考え方のクセを無理のない範囲で手放しました」と語るのは、YouTube『60歳からの幸せライフ』で暮らしや生き方のヒントを発信しているライフさん。今回は、ライフさんが日々を穏やかにするために変えた5つのことについて紹介します。

心の重さも手放してみませんか
【写真】自宅のリビングから外をながめるライフさん
気づかないうちに、心は重くなる
60代になってから落ち込んだり、後悔することも。若い頃は忙しさに紛れて考えずにいられたようなネガティブな感情が、時間に余裕ができると、ふと浮かんできます。
なにか大きな出来事があったわけではありません。ただ、これまで当たり前のように続けてきた考え方が、心が重くなるきっかけになっていたのです。
そんな「心のクセ」について、無理に変えようとするのではなく、気づいたところから少しずつ手放してきました。
1:人と比べること

気がつくと、他人の暮らしや考え方と自分を比べてしまうことがありました。比べても答えが出るわけではないのに、気持ちだけが落ち着かなくなります。
最近は、比べていることに気づいたら、いったん自分の暮らしに目を戻すようにしています。今の家を整え、お気に入りのものを手に取ります。それだけでも、気持ちが静まることがあります。
2:年齢を言いわけにする気持ち

「もう歳だから」と口にして新しいことへの挑戦を思いとどまることも。そうするとどこか安心する一方で、気持ちまで止まってしまうように感じることがありました。みなさんもきっと、勉強や習い事、旅行、いろいろなことを年齢を考えてやめた経験があるのではないでしょうか。
今は、できるかどうかではなく、「やってみたいかどうか」を考えるようにしています。結果はどうあれ、気持ちのもち方が少し変わりました。
3:先の不安を抱えすぎること

老後のこと、体のこと、ひとりになったときのこと。考え始めると、不安はいくらでも浮かんできます。
以前は、先のことを考えることが、不安の軽減につながると思っていました。でも実際には、ただ無闇に心配するだけで「今」が見えなくなっていたと感じます。今は、不安を感じても、今日1日を大切に過ごすこと、手の届く範囲の楽しみに意識を向けています。
4:「こうあるべき」に縛られる心

ずっと長い間、「母親はこうあるべき」「妻はこうあるべき」、そんな世間一般のルールを自分に当てはめていました。家族の都合や「世間からどう見えるか」を優先し、自分を後回しにすることも。自分で自分を縛っていたように思います。
60代になった今は、「私はどうしたいか」を考えるようになりました。どう見えるかを気にすることをやめ、正解を探さなくなったことで、気持ちがラクになった気がします。
5:過去を後悔し続けること

人生にはいろいろありますよね。「あのとき、別の選択をしていれば」と思うこともありました。でも、過去を何度考えても、答えは変わりません。
今は、当時の自分なりに精いっぱいだった、と受け止めるようにしています。そう考えるだけで、心が少し緩みます。
ネガティブになっていると感じたら、少し緩める

60代になってやめた「心のクセ」は、努力して直したというより、気づいたところからそっと手放してきたものです。
もちろん、無理に前向きになる必要はないと思っています。ネガティブになっている…と感じたときに、少し考え方を緩めるだけで、気持ちがラクになりました。
心が疲れていると感じたら、自分を責めすぎずに、立ち止まることも大事だと感じています。