西武の新型レオライナー「L00(レオ)系」、第1編成実車を公開! ロングシート化で乗車人数増、親子で座れる前面展望シートも

2026年3月10日 公開

西武山口線40年ぶりの新型車両「L00系(レオけい)」を公開

西武鉄道は、山口線(レオライナー)で40年ぶりに新型車両「L00系(レオけい)」を導入し、3月27日から営業運転を開始する。

2027年度にかけて全3編成を順次更新する予定にしており、そのうち第1編成を報道向けに公開した。現在、営業運転開始に向けて走行試験や乗務員訓練などを実施している。

山口線は、東京都東村山市の多摩湖駅から埼玉県所沢市の西武球場前駅間の3駅をつなぐ全線単線の路線で、空気入りゴムタイヤで走行する案内軌条式鉄道(AGT)電車にて走行する。沿線には「ベルーナドーム(西武ドーム)」や「西武園ゆうえんち」といった西武グループのレジャー施設がある。

レオライナーの新型車両「L00系(レオけい)」

L00系正面

1号車側から見たところ。対称で同じデザイン

「L00系(レオけい)」というネーミングは、「L」は沿線の埼玉西武ライオンズ(Lions)・西武園ゆうえんち(Leisure)・多摩湖(Lake)のトリプルミーニングを持ち、「00」は沿線の可能性を無限大(∞)とするイメージから付けられた。

第1編成は、埼玉西武ライオンズをイメージし、外装は白と銀をベースにしたデザインで、ユニフォームのような横ラインが全体に入っている。前面は黒基調に白で縁取り、前面右に「LEO LINER SERIES L00」とネームが入っている。先頭車両側面には西武ライオンズの公式マスコット「レオ」のシルエットが大きくあしらわれ、中間車両の2両には「Lions」ロゴマークを配置している。4両編成。

なお今回の公開は車庫内での撮影で、外観撮影時には安全のため電源が入っていない状態になっている。そのため、前照灯と行先表示器は点灯していない。

先頭車の先端部分。乗車口上に「LEO LINER」と書かれている

先頭車には西武ライオンズ公式マスコット「レオ」のシルエット

先頭車は4輪制御客車

中間車は4輪電動客車

中間車は2両ある

中間車には「Lions」ロゴ

先頭車

先頭車の先端部。反対側は「レオ」ではなく「Lions」ロゴ

前面右に「LEO LINER SERIES L00」のネーム入り

LEDの前照灯

通信用のアンテナがある

乗車口横の情報に安全確認用のカメラがある

揺れが少なくなったボギー台車。ゴムのタイヤ。手前に張り出すのは集電装置

コンプレッサー

主回路システムの最新VVVF装置など

奥に主電動機(走行用モーター)が見える

バッテリー

車内は、これまでの8500系のクロスシートからロングシートに変更。最大乗車人数を1割増やした436人とし、野球観戦やコンサート時の輸送力をアップさせている。4車両すべてに車椅子やベビーカーのためのスペースがあり、乗務員室直後の座席は「kids SEAT(キッズシート)」に設定。親子で座って窓からの眺望を楽しめる配置となっている。乗車口は、ドア開口幅を広げ、足元までガラス窓が広がり開放感を高める作りになっていて、乗車口上部には、1車両あたり2か所にLCD式の車内案内表示器を取り付けている。

また、中間車には縦長のショーケースを設けていて、埼玉西武ライオンズ選手のユニフォームなどが展示される車内演出を行なうという。

新型車両「L00系(レオけい)」車内

シート配置はロングシートになった

肘当ては握りやすいデザイン

優先席が各車両に2席

乗車口は広くなり、ガラス部分が足元まである

乗務員室後付近

「kids SEAT(キッズシート)」

親子で座れる座席配置

4車両すべてにある車椅子やベビーカーのためのスペース

中間車にはショーケースがある

天井に空調ダクトがあり、曲線に沿って風がまわりやすい

防犯カメラを1車両あたり2か所に設置している

車両は三菱重工業製

運転台には、速度計など表示する2連モニターと上に車側面カメラの映像を表示する3連モニターがある

©SEIBU Lions/TEZKA PRODUCTIONS

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