【気象予報士が解説】13日(金)は関東で雪降る?降らない?

【気象予報士が解説】13日(金)は関東で雪降る?降らない?

あさって13日(金)は、南岸低気圧が通過し、関東で傘の出番となる可能性があります。

昨日10日(火)のように雪が降るのでしょうか?気象予報士が解説します。

昨日10日(火)は関東北部を中心に大雪に あさって13日(金)の関東は雨?雪?くもり?

昨日10日(火)は関東の上空にマイナス4度前後の強い寒気が南下し、上空の気圧の谷が通過するタイミングで雨雲が発達したため、関東では午前を中心に冷たい雨や雪が降りました。

北部では大雪となり、宇都宮では12センチの積雪を観測しました。また、東京23区でもうっすら雪の積もった所がありました。

今週13日(金)にかけては上空に寒気が居座り、あさって13日(金)は低気圧が関東の南海上を通過するため、関東には雨雲が掛かり、傘の出番となりそうです。

今日11時現在の最新の気象庁予報によると、13日(金)は低気圧の位置が南に下がり、雨雲の掛かるエリアは関東南部の沿岸と狭まったため、東京都心は雪が降らない予報に変わりました。

関東の広い範囲ではくもりとなり、千葉県の沿岸部や静岡県では雨が降る予想で、雪の降るエリアは関東南部の山沿いに限定されそうです。

南岸低気圧の通過するコースで関東の雪は判断できる?

南岸低気圧は八丈島の北を通るか南を通るかによって、雨と雪の分かれ目になるという研究があります。

雪をもたらすコースは八丈島の南を通る場合で、低気圧による北風が関東内陸部に溜まった寒気を引きずり下ろすため、気温が低下しやすくなり、雪が降りやすくなります。一方、八丈島の北側を通る場合は、低気圧による南風が吹き込む影響で気温があまり下がらず、雨が降りやすくなります。また、低気圧が八丈島の南側を離れて進む場合は、雪も雨も降らないこともあるとされます。

ただ、あくまで目安であって、過去にはこれに当てはまらないケースも多く、南岸低気圧のコースだけでは、雪か雨かを判断することはできません。

今回は、上空の寒気が強いため、低気圧のコースに加えて、雨雲の発達次第では、東京都心でもまだ雪の予報に変わる可能性がありますので、最新の天気予報を確認するようにしてください。

雪に慣れていない地域での対策とは?

関東など普段から雪に慣れていない地域では、少しの雪でも交通機関に影響が出たり、転倒事故などが発生したりする可能性があります。また、湿った雪が電線に積もり、停電が発生することもあります。

雪が予想される場合は、以下のポイントを確認してください。

<事前の備え>

・雪かき用スコップの用意する

・食料や水の備蓄の確認する

・バケツやお鍋に水をくみ置きする

・水道管に保温材を巻く

・毛布や防寒グッズを用意する

・スタッドレスタイヤやチェーンを装備する

<外出が必要な場合>

・最新の交通情報を確認する(計画運休の可能性も確認する)

・外出先の最新情報を確認する(施設の営業時間やイベントの実施情報など)

・滑りにくいフラットな靴を履く

・手には荷物を持たず、リュックサックを利用する

・「ペンギン歩き」を意識する

なお、今日11日(水)は東北太平洋沖地震(東日本大震災)の発生から15年となります。

「もしも大きな地震と大雪が重なったら」など思いを巡らせてみるのも大切な防災意識です。

もしもの防災では、もしも大雨や大雪、台風、地震といった災害に見舞われた時にどんな行動をとればいいのか。

いつ起こるか分からない災害に備えて、現象や防災の知識の解説、日頃からの備えに役立つ情報をお届けします。