完成度の高さは十分どころか過剰! “普通二輪免許”で乗りこなせて初心者からベテランまで沼るトライアンフの新型「400ccシリーズ」3選
専用の車体設計と走行性能を両立したトライアンフの中型400ccシリーズ 3選
中型クラスのスポーツバイクは、軽量な車体による取り回しの良さが特徴であり、市街地走行から郊外へのツーリングまで幅広く対応するジャンルです。
そして、トライアンフの400ccシリーズは、新設計の「TRシリーズ」単気筒エンジンを共通プラットフォームとしながら、各モデルの用途に合わせてシャシ形状やサスペンション、ホイール径を最適化している点が特徴です。
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今回は、未舗装路への対応力を高めたアドベンチャー仕様、フラットトラック競技のスタイルを取り入れたモデル、そして前傾姿勢のロードスポーツモデルの3つを取り上げます。
●「スクランブラー400 XC」
まず紹介するのは、オフロードモデル「スクランブラー400 XC」です。
トライアンフにおけるスクランブラーの系譜は古く、1960年代に登場した競技用スクランブラーやデザートレーサーをルーツに持ちます。

トライアンフ「スクランブラー400 XC」
近年は大型モデルの「スクランブラー900/1200」としてそのDNAが受け継がれており、今回の400 XCは、その由緒正しいオフロードの系譜を中型クラスで気軽に味わえるモデルとして位置づけられています。
そんなスクランブラー 400 XCは、オフロードでの走破性を考慮した設計がされており、2026年3月現在、国内の正規ディーラーにおいて新車での購入が可能となっています。
車体面では、フロントに19インチの大型スポークホイールを採用し、様々な地形に対応する路面追従性を持つとされています。
また、石跳ねからエンジン下部を保護するアルミニウム製サンプガードや、防風効果を持つフライスクリーンが標準で装備されています。
エンジンは、最高出力40ps、最大トルク37.5Nmを発揮するTRシリーズの水冷単気筒エンジンが搭載されています。
さらに、電子制御面では、後輪の介入を解除できるABSオフロードモードや切替式トラクションコントロールを備え、状況に応じた操作が可能となっています。
なお、価格は94万9000円です。
続いては、“フラットトラックスタイルモデル”と“ロードスポーツモデル”
●「トラッカー400」
続いて紹介するのは、フラットトラックスタイルモデル「トラッカー400」です。
トラッカースタイルとは、かつて米国で盛んになったフラットトラックレースの競技車両をルーツとするカスタム様式です。

トライアンフ「トラッカー400」
未舗装のオーバルコースを走るため、幅広なアップハンドルや小ぶりな燃料タンク、軽快なショートテールが特徴です。
そしてトラッカー 400は、トラッカースタイルの系譜を持ち、幅広のハンドルバーと専用シャシーによる、直立したライディングポジションが特徴のモデルで、2026年3月現在新車で購入可能です。
外観は、競技車両を模したサイドパネルや、水平に近いシートラインといったフラットトラック独自のスタイルが採用されています。
また、エンジンは最高出力42ps、最大トルク37.5Nmを発生するTRシリーズの水冷単気筒エンジンが採用されているものの、低中速域からのレスポンスを重視したセッティングが施されているようです。
機能面では、17インチの前後ホイールに専用のタイヤを組み合わせることで、舗装路での軽快なハンドリングが確保されています。
なお、価格は80万9900円です。
●「スラクストン400」
そして最後に紹介するのは、カフェレーサースタイルを採用したロードスポーツモデル「スラクストン400」です。
スラクストン400は、1964年以来、ハイパワーパフォーマンスを持つカフェレーサーとして活躍してきたトライアンフの大型カフェレーサー「スラクストン1200」の系譜を持つモデルです。

トライアンフ「スラクストン400」
そんなスラクストン400は、専用のフロントマスクと低く構えたクリップオンハンドルを装備し、ライディングポジションは他のモデルに比べて前傾となり、スポーティな走行が楽しめる設計となっています。
また、エンジンは最高出力42ps、最大トルク37.5Nmを発揮し、高回転域までスムーズに吹け上がる特性が与えられています。
機能面では、専用のシャシと倒立フロントフォークを組み合わせることで、高い剛性が確保されています。
さらに、エンジンケースのブラックパウダーコート仕上げやヘッドフィンの切削加工など、細部の質感にも配慮された仕様となっているようです。
なお、価格は84万9900円で、2026年3月現在新車で購入可能となっています。
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トライアンフの新型400ccシリーズは、普通二輪免許の枠内で、用途に応じた明確な3つのキャラクターを選択できるラインナップとなっています。
アドベンチャー、フラットトラック、ロードスポーツと、ライダーの好みに合わせた専用設計がなされている点が大きな特徴です。
トライアンフの新型400ccシリーズがどのように支持を広げていくのか、今後の市場動向が注目されます。