汚部屋を半年で卒業した30代の「ラクに片付く」工夫3つ。最初はキッチンをキレイにする
片付けを習慣化して続けるための工夫をご紹介します。教えてくれたのは、20年間汚部屋で暮らしていた、片付け収納スペシャリストのおさくさん。片付ける場所や時間の使い方を見直したことで、わずか6か月で家全体が片付いたそうです。詳しく伺いました。

元汚部屋暮らしでも片付けが続く工夫を紹介します
【写真】ついため込んでしまいがちなもの
元汚部屋暮らしでも片付けが続く、3つの工夫

「なんとなく残していたもの」は手放す
20年以上ものにあふれた部屋で暮らしてきました。何度か「片付けよう」と思ったことはあったけれど、どこから手をつければいいかわからず、いつも途中で挫折していました。
本気で片付けを決意したのは、第二子の出産がきっかけです。「このままでは子どもを汚い部屋で育ててしまう」という気持ちが、背中を押してくれました。
汚部屋暮らしだった私が、片付けを続けるうえで意識していた3つの工夫を紹介します。
●1:「まずここだけ」と場所を決める
「家全体を片付けなきゃ」と思うと、どこから手をつければいいかわからなくて動けなくなっていました。そこで最初に決めたのが「まずはキッチンだけ」と場所を決め、小さな目標をつくること。
キッチンは毎日使う場所だから効果を実感しやすく、「料理しやすくなった」「片付けが早くなった」という成功体験が、次の場所を片付けるモチベーションにつながりました。
一気に全部やろうとせずに、まずひとつの場所だけ、と決めることが続けるコツだと実感しています。
●2:1日5分、捨てるものだけ先に減らした
もう1つの工夫は、片付けを1日5分以内で動ける範囲に絞ること。
まずは「捨てるものだけ先に出す」「冷蔵庫の中身を整理する」など、作業を1日5分でできる範囲に切り分けました。すると「できた」という感覚が積み重なり、無理なく続けることができるようになりました。
●3:「なんとなく残していたもの」を手放した
もらった紙袋や梱包材、使いきれないほどたまったクリアファイルなど、取っておいた理由を思い出せないもの、「もしかしたらまた使うかも」と数年眠っているもの。
これらは残し続けていたけれど、実際に手が伸びることはほとんどありませんでした。
思いきって手放してみると、空間が軽くなるだけでなく、気持ちまでスッキリしたことに驚きました。ものが減ると、片付けへの心の負担も自然と減っていきました。
片付けを続けられたいちばんの理由は

なにより、片付けを続けられたいちばんの理由は「完璧にやろうとしない」こと。少しでも動けた自分を褒めてあげることも、続けるうえで大切にしていたことのひとつです。
そして、場所を絞って、1日5分。捨てるものだけ先に減らす。その繰り返しが6か月後の変化につながりました。
「片付けられない」と感じている方も、まずひとつだけ、捨てるものを探すところから始めてみませんか。小さな一歩が、半年後の自分を変えてくれるかもしれません。