服は「2コーデのみ」を2年間続けたら快適すぎた。少ない服でも困らず、むしろ満足度アップ
「服はたくさんあるのに、着たいものがない。そんな違和感から、思いきって服のもち方を変えてみました」と話すのは、整理収納アドバイザーで2児の母であるあさこさん(30代)。平日はワンピースを中心に、土日は動きやすい服を2パターン用意して固定する「1シーズン2コーデ生活」を開始。最初は少なすぎるかなと不安も感じていたそうですが、2年続けて快適さを実感中。あさこさんが2コーデ固定化のやり方とメリットを語ります。

平日はワンピースで過ごすあさこさん
【写真】土日のコーデ
平日はワンピース1択。朝の「なに着よう」を手放した
平日は同じワンピースを着ると決めています。毎日夜に洗濯をして、翌朝に同じワンピースを着ています。日常のなかで「これを着ればいい」と決まっているので、一切迷うことがありません。
以前は毎朝クローゼットの前で悩み、「これでいいのかな」と気持ちが揺れていました。でも今は、その時間がなくなり、朝の準備がとてもスムーズに。
服を選ぶという小さな判断を減らすだけで、1日の始まりに余白が生まれるようになりました。気持ちに余裕があるだけで、子どもへの声かけや自分の行動も変わっていったように感じています。
土日は動きやすさ優先。子どもと過ごす日の服も決めておく

土日は、子どもと過ごす時間が中心です。動きやすさを大切にして、トップスとズボンの組み合わせに絞っています。
わが家は男の子ふたりなので、元気な子どもたちと一緒に動ける服が、いまの私の暮らしにはとてもマッチしています。しゃがんだり走ったりしやすい服を選ぶことで、動きづらさを気にせずに過ごせるようになりました。
「子どもと1日過ごす日はコレ」と決まっているだけで、迷う時間が減り、休日のスタートも軽やか。
以前は見た目を優先して疲れてしまうこともありましたが、現在は「今の暮らしに合うかどうか」で選ぶようになりました。
服を減らしたら、家事も気持ちもラクに

服を減らして気づいたのは、「選ぶこと」に想像以上にエネルギーを使っていたことでした。「選択肢が多い」という状況は、自由なようでいてじつは迷いが増えていたのです。
服を絞り「決まっている」状態にすると、思考の負担が減り、気持ちに余白が生まれました。毎日の服選びに加え、「なにを買おう?」という迷いも減るわけなので、思考や決断の回数を減らせてスッキリと軽やかに過ごせています。
さらに、洗濯や管理の手間もぐっと減り、暮らし全体が整いやすくなったと感じています。小さなラクの積み重ねが、日々の心地よさにつながっていきました。
「たくさんもつ安心感」より、「迷わない心地よさ」
「服が少ないと困らない? 飽きない?」と聞かれることもありますが、実際は困ることはほとんどありませんでした。
・毎日夜に洗濯をするので、翌日には同じ服を着られる状態
・旅行のときはホテルのランドリーを使用
・季節が変われば別の服を着るので、飽きる感覚はない
以上のように、なにか問題があっても解決することが可能です。
また、よく着る服だけを残しているのでどれを選んでも安心できます。数は少なくても満足度は高く、むしろ迷わないことで気持ちがラクになりました。
この暮らしを続けて感じたのは、「たくさんもつこと=豊かさではない」ということ。選べる安心より、迷わない心地よさの方が、今の私には大切でした。