【気象予報士が解説】台風9号進路西よりに変わる8月はじめは関東や東海に接近か

【気象予報士が解説】台風9号進路西よりに変わる8月はじめは関東や東海に接近か

日本の南の海上にあるダブル台風の動向に注目です。台風8号は東シナ海を進み、台風9号は小笠原諸島に最も接近していて、影響が長期化しています。予報円が大きく進路が定まらないものの、関東へ接近する可能性が出てきました。

台風8号と9号の進路や影響について気象予報士が解説します。

沖縄本島は今日まで警報級の大雨の可能性

台風第8号は、12時現在、東シナ海を進んでいます。

台風8号は沖縄本島から徐々に離れていきますが、沖縄本島地方では、今日29日(火)にかけて台風や台風周辺の湿った空気の影響で、発達した雨雲の掛かりやすい状態が続くでしょう。沖縄本島ではこれまでに降った雨により地盤の緩んでいる所があり、再び大雨警報の発表される可能性がありますので、発達した積乱雲の下での落雷や突風、急な強い雨に十分ご注意ください。うねりを伴った高波や高潮にも注意が必要です。

台風9号は31日にかけてほとんど停滞!小笠原諸島は影響長引く

台風9号は、13時時点で、父島の北北東をゆっくりした速さで北西へ進んでいて、小笠原諸島に最も接近しています。

台風は動きが遅く、明後日31日(木)にかけて小笠原近海にほとんど停滞するため、小笠原諸島では台風の影響が長引くでしょう。

暴風やうねりを伴った高波に警戒し、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

・高波

小笠原諸島では、うねりを伴った波の高い状態が続き、明後日31日(木)にかけて大しけとなるでしょう。

▼29日(火)~31日(木)

小笠原諸島 7メートル

・強風

小笠原諸島では、明後日31日(木)にかけて非常に強い風が吹き、今日29日(火)は暴風になるでしょう。

予想される最大風速(最大瞬間風速)は以下の通りです。

▼29日(火)

小笠原諸島 25メートル (35メートル)

▼30日(水)

小笠原諸島 23メートル (35メートル)

▼31日(木)

小笠原諸島 20メートル (30メートル)

・大雨

小笠原諸島では明日30日(水)にかけて、断続的に雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。

予想される24時間降水量は以下の通りです。

▼29日(火)12時から30日(水)12時まで

小笠原諸島 120ミリ

▼30日(水)12時から31日(木)12時まで

小笠原諸島 80ミリ

台風9号は昨日の予想よりも西よりの進路に

台風9号は昨日28日(月)の予想よりも徐々に遅くなり、西よりの進路をとっています。

8月3日(日)は、予報円が大きく進路の予想が定まらないものの、台風の進路の中心の西側の進路をとれば、関東に接近するおそれもあります。

今日29日(火)13時時点で千葉県や茨城県では、2日(土)~3日(日)は警報級の大雨や警報級の暴風のおそれがあります。

予報円が大きく進路の不確実が大きいので、夏休みの計画を立てている方は最新の台風情報をご確認ください。