「おにぎり」が花の都パリで大ブーム、その理由とは
広がるおにぎり人気

フランス・パリで今、日本の伝統的な軽食であるおにぎりが静かなブームを巻き起こしている。パリで広がるおにぎりブームの背景とその魅力を紹介していこう。
アニメの影響も

フランスでも人気の高い日本のアニメ文化。作品内で登場する食べ物やイベントに興味を持つ視聴者も多く、その影響でおにぎりを口にしてみる人も増えているようだ。
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ヴィーガンにとっても嬉しい選択肢

一方でヴィーガンやベジタリアンなど、フランスでは日本よりも食の多様化が進んでいるという背景もある。バターやチーズ、マヨネーズなど動物性由来の食品が含まれていないおにぎりは、選択肢の1つとして受け入れられているのだ。
グルテンフリーという側面も

小麦に含まれるグルテンは、小麦アレルギーはもちろんのこと、様々な病気を引き起こす可能性も持ち合わせている。健康志向の高まりと共にグルテンフリー生活もメジャーになった結果、おにぎりを選ぶ人も増えているのだ。
おむすび権米衛が進出

日本のおにぎりチェーン店である、おむすび権米衛が2017年にパリに進出を果たしたことも、ブームを加速させたきっかけとなっている。現在ではパリだけで2店舗を展開し、昼時には行列が出来ることもあるそう。
画像:おむすび権米衛公式Instagram
海外で好まれるおにぎりとは?

同社の谷古宇(やこう)海外事業本部長は「ITmedia ビジネスオンライン」の取材にて、「ガツンとパンチのある具材が人気があります。日本食に慣れ親しんだ方だと、明太子やしそちりめんなど日本らしい味を好みますね。ヘルシー志向も見られ」ると分析している。
海外展開を加速

おむすび権米衛は海外展開を推し進めており、アメリカのニュージャージーとニューヨークで2店舗を経営している。同サイトによると、約7割は日本と同様の商品、残り約3割はローカライズした商品を販売しているそうだ。
日本人にも大人気

価格は日本での1.5倍になるものの、権米衛のおにぎりは異国で体調を崩した日本人や、旅先で日本食が恋しくなった人にも受け入れられているという。
普段のスーパーでも見かけるように

おにぎりが売られているのは専門店だけではない。フランスの大手スーパーチェーンでも扱われることが増えているのだ。しかしながら酢飯で作られていたり、具材が日本では馴染みのないものだったりと、日本人にとっては違和感のあるものも多い。
活発化するおにぎり文化

食の選択肢の広がりに伴い、海外でも徐々に受け入れ始められたおにぎり。現地での影響を受けながら、今後も進化し続けることだろう。
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