更年期世代の「何だか疲れる...」→原因は肩甲骨まわりの硬さ?肩甲骨から始める"疲れない"体作り
疲れやすさの原因は肩甲骨にも?
「最近、ちょっと動いただけで疲れる」「筋力が落ちてきた気がする」そんな変化を感じていませんか? 更年期は女性ホルモンの影響で筋肉量が減りやすく、疲れやすさや不調を感じやすい時期です。さらに運動不足が続くと、筋力の低下がますます進みやすくなります。そんな中、「腕が上がりにくい」「背中が丸くなってきた」と感じているなら、その疲れや不調は肩甲骨まわりの硬さや、筋力の衰えとも関係しているかもしれません。

Photo AC
肩甲骨は、腕や背中の動き、そして姿勢の要となる大切な部分です。そのため、まわりの筋肉がこわばったり衰えたりすると、腕の動きが制限され、背中や首に負担がかかって姿勢が崩れやすくなります。その結果、ちょっとした動作でも疲れやすくなってしまいます。
筋トレの前に「動かしやすい体づくり」を
筋力を取り戻そうと、いきなり筋トレを始めるのはちょっとハードルが高く感じるかもしれません。特に体がこわばっている状態では、思うように動けず、かえって疲れてしまいますよね。
そこでまず大切なのが「動かしやすい体」をつくること。肩甲骨を含む上半身の可動域を広げることで、体が自然と動きやすくなります。肩甲骨の動きが良くなると、血流が良くなって、背中や腕、体幹の筋肉もスムーズに使われやすくなります。日常のちょっとした動作でも効率よく筋肉を使えるようになることで、結果的に筋力低下の予防にもつながります。早速、肩甲骨まわりをやさしくほぐしていきましょう。
肩甲骨まわりをやさしくほぐす「イーグルアーム」
ワシのポーズの腕の動き「イーグルアーム」は肩甲骨まわりのほぐしに効果的です。
<やり方>

Photo by Kayoko Yoshida
1)両腕を前に伸ばして右腕を上、左腕を下にして交差する。

Photo by Kayoko Yoshida
2)そのまま肘を曲げて、手の甲同士、または手首を交差して手のひら同士を合わせる。

Photo by Kayoko Yoshida
3)肘をできるだけ肩の高さまで持ち上げ、指先を上に向ける。肩甲骨まわりがほぐれて広がるのを意識しながら、ゆったり呼吸を続ける。
4)終わったら左腕を上、右腕を下に交差して同じように行う。
吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。