ドジャース救援陣は「3人締め」の佐々木朗希だけじゃない…4投手が好投、反撃許さず

 日本時間17日に米ロサンゼルスで行われた大リーグのポストシーズン、ナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)ドジャース(西地区1位)―ブルワーズ(中地区1位)で、ドジャースの救援陣が奮闘した。シーズン終盤から不安定な投球が続いていたが、「守護神」佐々木朗希ら4投手が六回途中からの3回以上を1安打無失点に抑え、3-1での勝利に大きく貢献した。(デジタル編集部)

リーグ優勝決定シリーズ ブルワーズ―ドジャース 9回を三者凡退としてセーブを挙げ、スミス(左)と喜ぶ佐々木(16日、米カリフォルニア州ロサンゼルスのドジャースタジアムで)=飯島啓太撮影

 佐々木は、2点リードの九回のマウンドに上がった。1回を投げ切れずにピンチを招いて降板した13日の第1戦から中2日。大きな注目が集まる中、腕を振った。先頭の5番ボーンは三遊間へのほぼ真ん中への当たり。これをベッツが華麗なジャンピングスローでアウトにすると、次のフレリックは、99・4マイル(約160キロ)の速球で遊飛に仕留めた。最後はダービンからスプリットで空振り三振を奪うと、雄たけびを挙げた。

リーグ優勝決定シリーズ ブルワーズ―ドジャース 8回に登板したバンダ(16日、米カリフォルニア州ロサンゼルスのドジャースタジアムで)=飯島啓太撮影

 100マイル(約161キロ)超えこそなかったが、速球で打者を押し込んでいた。13球中8球がストライクと安定していた。

 他のリリーフ陣も好投した。先発のグラスノーは8奪三振で1失点と快投を演じていたが、六回二死後にボーンを歩かせると、降板。ここで左腕のベシアがきっちり抑えた。七回一死二塁からはトレイネンを起用し、ピンチをしのいだ。八回は左腕バンダが三者凡退でに抑え、佐々木につないだ。

大リーグ・ポストシーズンのトーナメント表

 リーグ優勝決定シリーズの第1戦は、佐々木が招いたピンチをトレイネンがしのいだ。フィリーズとの地区シリーズ以降は、左腕のベシアとバンダが安定。昨年のポストシーズンでも活躍したトレイネンも、フィリーズとの第2戦こそ炎上したが、その後の3試合は、役割を果たしている。

 日本時間18日の第4戦は大谷翔平が先発する。故障明けでもあり、完投は難しいだろうから、救援陣の支えが勝利には必要だ。不安視された救援陣の奮起で、このまま一気にワールドシリーズへと駆け抜けることができるか――。