食べて健康になりたい!カロリー控えめで栄養も豊富な定食を用意した「タニタ食堂本店」東京・豊島区役所の下にオープン

タニタ丸の内食堂に代わる新たな旗艦店がオープン

 ビジネスパーソンにとって、ランチの外食は楽しみのひとつです。ただ外食で気になるのは、やはり「塩分」や「カロリー」、そして「栄養の偏り」ではないでしょうか。

看板メニューの「日替わり定食」。カロリー500kcal前後とは思えない充実ぶり

【画像】東京・池袋にオープンした「タニタ食堂本店」の美味しそうな定食を見る(12枚)

 そうした声に応え、体組成計や活動量計などの健康器具を手がける「タニタ」が2012年、東京・丸の内に開設したのが、タニタ社員食堂のコンセプトを忠実に再現したメニューを提供する「タニタ丸の内食堂」です。

同食堂はランチを通じ、丸の内で働く人の健康を支え続けてきましたが、入居するビルの建て替えにともない2025年3月、惜しくも閉店することとなりました。

 しかしこの間、タニタ食堂はフランチャイズも含め10店舗となり、また同様のコンセプトの「タニタカフェ」も含めると、その店舗網は50店舗近くに上っています。

 そしてタニタは2025年10月、タニタ丸の内食堂に代わる新たな旗艦店をオープンしました。それが東京・池袋の「タニタ食堂本店」です。

タニタ食堂本店開店の記者発表会には、高際みゆき豊島区長(中央)も駆け付け、期待を語った。右はタニタの谷田千里社長、左はタニタ食堂の上木知規社長

 同店舗が入居するのは、東池袋地区にある複合施設「としまエコミューゼタウン」の2Fです。

同施設は3Fから10Fまでは豊島区役所、11Fから49Fまでがマンションとなっていること、近隣にはサンシャインシティなどの大型商業施設、公園などが立地することなどから、ビジネスパーソンが中心の丸の内とは異なり、多彩かつ幅広い年齢層の人々の利用が想定されることから、メニューのラインナップが見直されています。

 では以下に、提供されるメニューの詳細を案内しましょう(価格は税込/内容および価格については、2025年10月時点のものです)。

 まず丸の内から引き続いて同食堂の看板メニューとなるのが、ダイエットに取り組む人をターゲットとした「日替わり定食(1230円)」です。

 この定食は、カロリーを1食500kcal前後、塩分は3g以下としながらも、野菜を200g前後使用。野菜は噛み応えを残す調理で、低カロリーでも満足感が得られるよう工夫されています。

 一方、健康志向ながらも、食べる楽しさとしっかりとした満腹感を味わえるメニューが「大きなお椀で食べるタニタ食堂の具だくさんスープ御膳(1650円)」です。

 ご飯、具だくさんスープ、おかずなどの御膳スタイルで提供され、たんぱく質約30〜40g、カルシウム225mgをとることができます。またスープの具材、おかずは時期によって変更され、飽きの来ない内容となっています。

食事をとった人が無料で利用可能な「カウンセリングルーム」を設置

 このほか、塩分を気にせず、つゆまで飲み干すことができる「おだしうどんセット(750円)」、ボリューム感ある主菜を中心に食べ応えを打ち出す「一汁二菜定食(1230円)」、単品で栄養が偏りがちなカレーライスに副菜、ヨーグルト、スープをあわせることで栄養バランスに配慮した「カレー定食(950円)」がラインナップされています。

カウンセリングルームにはプロフェッショナル仕様の機器が並ぶ。この測定結果から管理栄養士のアドバイスが受けられる

 配膳はセルフサービス方式で、ご飯については、標準を100gとし、少なめの50g、多めの150gから同一価格で選択可能で、おかわりも無料となっています。

 さて、こうした健康メニューを提供するタニタ食堂本店ですが、ここには食事以外にも注目すべきサービスが用意されています。それは、食事をとった人が無料で利用できる「カウンセリングルーム」です。

 このカウンセリングルームには、タニタのプロフェッショナル仕様の体組成計や、運動機能分析装置が設置され、スタッフのサポートのもと、BMI(肥満度を表す指数)や体脂肪率といった基礎データのほか、部位別の筋肉量や筋質、筋力、素早さや安定性を詳しく計測することができます。

 さらにこの計測結果に基づき、常駐する管理栄養士が脂肪と筋肉の付き方にあわせ「どういった食材をとればいいのか」といったアドバイスを行い、健康作りをサポートします。

 1回の計測とアドバイスにかかる時間は15分程度で、食事に立ち寄るたびに利用すれば、自分の身体がどう変化しているかも把握できる仕組みとなっているのです。

 店舗の営業時間は平日11時から14時で、店内には全53席が余裕をもって配置され、車いすやベビーカーの利用者でもスムーズに移動、着席できるよう配慮されています。

 アクセスは東京メトロ「東池袋駅」からは地下通路で直結、ほか東京さくらトラム(都電荒川線)「東池袋4丁目駅」「都電雑司が谷駅」から徒歩4〜5分となっています。JR「池袋駅」からも徒歩圏なので、食事を通じた健康作りに興味がある人は、立ち寄ってみてはどうでしょうか。

 なおタニタは同店舗の開業にあわせ、豊島区と「豊島区における健康まちづくりの水深に係る連携・協力に関する協定」を締結、高齢者のフレイル(加齢により、身体が弱った状態)予防や健康増進への注力を進めます。

 同店舗は、営業時間外に区職員のコワーキングスペースとして活用するほか、将来的には区民と企業の協働や交流の促進の場とするなど、地域との連携強化に役立てられることになるということです。