山本由伸はなぜ打たれないのか、敵将が語る「厄介な部分」とは?…剛腕スキーンズとのマッチアップで話題独占

山本由伸投手
ドジャースの山本由伸の話題が尽きない。パイレーツの剛腕スキーンズとのマッチアップ直前のロバーツ監督取材では、山本に関する質問が何度も飛んだ。昨年の経験を経て、今季は日本の無双状態に近くなり、早くも「サイ・ヤング賞」の声が飛ぶ。
山本はなぜ打たれないのかー。タイガースのヒンチ監督はこんな話をしていた。「彼の投球フォーム。左足のあげ方がすごく低くて、弾丸みたいな球を低めに投げてくる。リリースの角度も独特。あれだけ足を上げない投手って、メジャーにそういないので、速球が余計に速く見える。だから、打者は速球に少しでも反応を早くしようとステップすると、あのスプリットが非常に効いてくる。さらにカーブも、カッターも投げる。正直、かなり厄介だ」。
レンジャーズの名将ボウチー監督は山本のスプリットの攻略の難しさを語る。「あのスプリットに手を出すなって話しているが、彼はそれを高めにも投げられるし、すごくよく使う。左打者に対して特に厄介でなかなか打てない理由だと思う。僕たちも、できるだけ粘っていこうって話しているが、95〜96マイルを投げる投手が、うまく組み立ててくると、やっぱり難しい」と脱帽していた。
今季は昨季と比べて、メジャー球に慣れて、昨季よりもスプリットの精度が高くなり、失投が少なくなった。その上、主要の3球種にカットボールやツーシーム、スライダーも混ぜて相手打者は混乱している。昨季は怪我で3カ月、試合から離れるという「屈辱」も味わった右腕。ロバーツ監督は「現状、リーグでベストの投手だ」と絶賛する。