【管理栄養士解説】賞味期限切れはいつまで食べても大丈夫?食べられるかどうかのポイントも紹介

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フードロスの削減が推奨されるなか、賞味期限を過ぎた食品は、どこまで食べても大丈夫なのか気になったことはありませんか?

この記事では、管理栄養士のゆかりさんに、賞味期限が過ぎた食品の食べられる期限、安全に食べられるかを判断するポイントについて教えてもらいます。

賞味期限の意味とは?

あらゆる食品には、「賞味期限」や「消費期限」といった食べる際に目安となる期限が表示されています(品質の劣化が極めて少ないとされるアイスクリーム、砂糖、食塩などの一部食品を除く)。

「賞味期限」とは、その期限まで品質が保たれていることが保証される期限。それに対して、「消費期限」はその期限まで衛生面での安全性が保証されるものとなっています。

どちらの期限も、未開封であることや食品ごとの正しい保存方法を守った場合に有効な年月日が示されています。

「消費期限」については、期限を過ぎた場合は食べることによる健康リスクがありますが、「賞味期限」についてはそうではありません。「賞味期限」に限っては、味わい、風味、食感などが劣化する可能性はありますが、状態を確認して期限が過ぎたものでも安全に食べることが可能と言えるのです。

【食品別】賞味期限切れ後も食べられる可能性が高いもの、低いもの

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「賞味期限」が切れた後でも比較的安全に食べられる期間は、もともとの賞味期限の長さの2割くらいが目安となります。この理由は、製造・販売業者などが食品の品質のばらつきや保存環境の変動などを考慮し、実際に試験で得られた期限よりも短い期限を設定するために安全係数で0.8くらいをかけているからです。

もともと水分量が少ないものや密閉されている食品は、期限が長めなので賞味期限切れ後も数ヵ月ほど食べられることがあります。

乾物、レトルト食品、缶詰、ペットボトル飲料などが、それに当てはまります。とくに、防災食として販売されているものはかなり長期間の賞味期限があるため、期限を過ぎていたとしても食べられる可能性が高くなっています。

一方で、水分量の多いものや要冷蔵品は、もともと賞味期限があまり長くないため賞味期限後に安心して食べられる期限は短めと考えた方がよいでしょう。牛乳、ヨーグルト、豆腐などはとくに注意が必要です。

賞味期限切れ食品の安全性を見極めるポイント

先述したように、賞味期限が切れた場合であっても、食品によっては数ヵ月ほど安心して食べられる期限があることがわかりました。

ただし、期限だけを見て食べられると判断するのは間違いです。必ず、食品ごとのその時の状態がどうなっているかを確認することが、最終的に食べられるかどうかの判断基準となります。

見極めるポイントはつぎの通りです。

・未開封である(または密封状態である)

・保存状態が適切であったか

・見た目、におい、味に異常がないか

品質を保つ上で、空気や光にさらさないことは大切です。そのため、一度開封していたり、包装に穴が開いていた場合などは、賞味期限よりも早く食べきることをおすすめします。

また、保存状態はパッケージに記載されている内容が守れていたかを確認しましょう。冷凍、冷蔵、冷暗所などの指定があれば、それ以外の環境で保存されていたものも賞味期限が短くなっている可能性があります。

最後に、未開封で包装が膨らんでいないか、直接見て変色・カビ・異物が見られないか、異臭は感じないか、少量を口に入れた時に違和感がないか、といったことを確認しましょう。これらすべてをクリアしていた場合、安心して食べられる可能性が高いと判断することができます。

次の人は慎重にする必要あり!

ただし、いくら食べられる可能性が高いといっても、体調がよくない場合は賞味期限切れの食品による健康リスクが高くなることが考えられます。

また、消化機能や免疫力が十分でない乳幼児、高齢者や、デリケートな状態の病中・病後、妊娠・授乳中の人も、食べるのは避けた方が安心です。

食品ロスを減らすことも大切ですが、まずは健康第一。安全性が確認でき、体調に不安がない場合には、ご紹介した内容を活用するようにしてみてはいかがでしょうか。

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