愛子さま ご愛用の「真珠とダイヤ」のジュエリー ラオスで天皇家の内親王を輝かせた別格の煌めき

 天皇、皇后両陛下の長女愛子さまの初の海外公務となったラオス訪問。ラオスの伝統服にも美しく調和し、準国賓待遇にふさわしく、愛子さまを輝かせていたのが、日本に馴染みの深い真珠のジュエリーであった。その多くは愛子さまが大切にされてきた品で、「ミキモト」「WAKO」など日本の老舗宝飾店の品とみられる。天皇家の内親王である愛子さまを輝かせたジュエリーを振り返る。

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 ラオスへの出発した17日、愛子さまの胸元には、白鳥の羽をモチーフにした真珠と銀細工が美しいブローチが輝いていた。

 白鳥の羽をモチーフにした繊細なこのジュエリーは、東京・銀座の宝飾大手「ミキモト」の品とみられる。実は、2年前の「初めて」の公務のときも、愛子さまとともにあった品だ。

 24年秋、愛子さまは、初めて単独での地方公務として佐賀県を訪問。国民スポーツ大会(国スポ)を観戦した紺のジャケットには、やはりこの白鳥のブローチが輝き、話題を集めた。

 「ミキモト」のオンラインショップでは、酷似した品が、現在は6万9千300円の価格で掲載。〈バレエ“白鳥の湖”にインスパイアされた繊細な羽をモチーフにしたデザイン〉と説明があり、現在は入荷待ちとなっている。

 ラオス滞在2日目の18日は、トンルン国家主席を表敬訪問した。

 愛子さまは、ラオスの伝統衣装である巻きスカートの「シン」と、肩掛けの「パービアン」に着替え、同国で格式の高い45メートルもの黄金の仏塔「タートルアン」を訪問。その衣装のまま、トンルン国家主席やパーニー国家副主席やソーンサイ首相との面会に臨んだ。

 

 「WAKO」の品とみられる2粒のアコヤ真珠とダイヤのイヤリング、洗練された金属のフォルムと真珠のブローチ、滑らかな光沢をもつ真珠のネックレス。

 愛子さまが着用する真珠のジュエリーは、ラオスの伝統服に美しく調和していた。

 イヤリングは、25年の新年一般参賀のお手振りの際などでも愛用されてきた品。メレダイヤでつなげた2粒のアコヤ真珠が雪だるまのようにコロンと愛らしいこのジュエリーは、「WAKO」のオンラインショップで、よく似た商品が44万円で販売されている。

 19日は、現地の学校や、ベトナム戦争中の米軍の空爆による不発弾被害を伝える「COPEビジターセンター」などを訪問された。

 訪問先の性格を考え、豪華なブローチはなく、ややひかえめな装い。淡い水色のワンピースに合わせたのは、花の形をしたイヤリングと小粒の真珠を編み上げたネックレス。

 どちらも長くご愛用の品。「ミキモト」オンラインショップでは、同じデザインと思われる、さくらをモチーフにダイヤと真珠で飾られた18金のイヤリングが、およそ27万円で販売されている。

 小粒の真珠を編み上げた可憐なネックレスは、やはり愛子さまが初めて臨んだ、24年春の園遊会で着用されていた品。

 

 11月20日にはルアンプラバンを訪問。シェントーン寺院を参拝した際に、は紫色のラオスの巻きスカートの「シン」と「パービアン」と呼ばれる肩掛けを着用。

 その肩掛けを留めているのは、25年秋の園遊会でもお使いであった金色の細工に真珠のスクエア形のブローチ。11粒の真珠を用いた豪華なジュエリーだが、金属部分をよくみると四つのハート形で構成されており、可愛らしいデザイン。

 愛子さまが動くたびに、耳元で揺れて煌めいていたのは、真珠とダイヤイエローゴールドのイヤリング。小さな花を模したような4粒のアコヤ真珠からつながれた、繊細なひと粒のダイヤモンドと約7ミリの真珠が上品なジュエリーだ。

 過去の公務でも愛用されているこのジュエリー。「ミキモト」で、およそ17万円で販売されていた品とみられる。

 

 滞在最終日の21日。日中は、可憐なイヤリングが耳元を飾った。

 ラオ・シルク・レジデンスで機織りを体験する愛子さま。さりげない輝きを見せるのは、メレダイヤと真珠のイヤリング。愛子さまのデビューとなった、24年春の園遊会でもお使いのジュエリーだった。

 夜からの音楽会と同夜のフライトを経て、22日の早朝に羽田空港に到着した愛子さま。2日間に渡り、顔周りを輝かせていたのは、やはり上質な真珠のジュエリー。

 21日、首都ビエンチャンで「イッサラポン・バイオリン演奏団」の演奏を鑑賞した愛子さま。この海外公務では、珍しいジュエリーを着用されていた。

 耳元を飾るのは、イヤーカフ・タイプのジュエリー。ホワイトゴールドのリングにおよそ6ミリのアコヤ真珠を一粒合わせたシンプルなデザインだが、愛子さまが公的な場でイヤーカフを合わせるのは、珍しい。

 首元には、上質な光沢が美しい一連の真珠のネックレス。そして胸で輝くのは、流れるような曲線を描くホワイトゴールド(白金)に11粒の真珠があしらわれたブローチだった。

 このブローチは、特に長く愛用されているお品。2023年春に、天皇陛下と鑑賞した春季雅楽演奏会や、24年の大学卒業と、日本赤十字社への就職を報告するために3月、4月に神武天皇陵(奈良県)、昭和天皇の武蔵野陵を参拝されたときにも身に着けられ、話題になった。

 

「金属のラインを上下でひねり、斜めにシャープ感を出すのはブローチの王道のデザイン。花や動物がモチーフではなく、よい意味で抽象的で主張しないデザイン。公務や祭祀にもお使いになりやすいのでしょう」(宝飾業界に従事する人物)

 このブローチも「ミキモト」の商品とみられ、およそ29万8千円で販売されていた品のようだ。

 天皇家の内親王である愛子さま。その初めての海外公務となったラオス訪問は、準国賓待遇であった。

 訪問先に合わせてややカジュアルなアクセサリーを着用された日もあったが、政府高官らへの表敬訪問や寺院への参拝など格式が高い内容が続いた。

 愛子さまは、そうした場面では、日本を象徴する宝石である真珠を身に着けていた。

 日本の老舗宝飾店が誇りを持って製作した真珠やダイヤのジュエリーは、天皇の娘である愛子さまを美しく輝かせていた。

(AERA 編集部・永井貴子)

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