2025年、世界で最も平和な国々:日本は12位
2025年版「世界平和指数(Global Peace Index)」

各地で紛争が続き、新たな対立も伝えらる中、国際シンクタンクの経済平和研究所(IEP)が発表した「世界平和指数(Global Peace Index)」には一定の安定と平和を享受する国々が並んだ。どんな国が取り上げられただろうか。
アイスランド(1位)

社会的結束が高く、犯罪率が低いことでも知られるアイスランドがふたたび「世界平和指数」のトップに輝いた。ジェンダー平等においても世界トップクラスで、市民の政治参加意識も高いことから安定した政治運営が行われている。
デンマーク(8位)

アイスランドと同じく政治的に安定しており、充実した福祉制度のおかげで社会的分断も少ないデンマークも、高い平和指数を記録した。
アイルランド(2位)

比較的治安が良く、犯罪レベルも低いアイルランド。長年にわたる中立政策もあり、欧州屈指の安定性を維持している。
ニュージーランド(3位)

ニュージーランドも社会の安全性が高く、多文化社会でありながら調和が保たれている。人びとの政治への信頼度も高いことが、安定した国家運営につながっている。
スイス(5位)

中立政策を外交の基本とするスイス。犯罪率が低く、各州に大きな自治権を与えて高度に効率化した連邦制度を採用し、世界有数の安定度を維持している。
カナダ(14位)

世界で初めて「多文化主義政策」を国家として導入したカナダ。平等社会を実現するために包摂的な政策が推進されている。
日本(12位)

世界でもとりわけ治安のよい国として知られ、市民間で社会規範に関する意識が高い日本。「恒久平和主義」を掲げ、軍事力行使を制限する憲法第9条の存在も安定を支えている。
スロベニア(9位)

アドリア海に面したスロベニアでは、長期的な安定を見据えた政権運営が実を結びつつある。治安改善と軍事支出の抑制が進み、平和度における評価を着実に高めている。
ポルトガル(7位)

政治状況や社会環境が落ち着いているポルトガルでは、ビジネス誘致や観光業も安定した伸びを示しており、平和度の面でも高い評価を得た。
オーストリア(4位)

永世中立国としての立場をもつオーストリアでは、高い生活水準や充実した福祉制度、安定した政治により高い平和度を実現している。
オーストラリア(18位)

オーストラリアも政治が安定しており犯罪率が低く、多文化社会で国民の平等意識も高いことが、国内平和を支えている。
フィンランド(10位)

フィンランドは教育水準の高さや人びとの政治への信頼、政治的分断の少なさが特徴。意思決定プロセスにおける合意形成の文化が根付いており、社会的な結束も高い。
シンガポール(6位)

世界有数の平和で安全な国として知られるシンガポール。その背景には厳しい法制度、透明性の高い司法制度や社会の安定などがある。
チェコ(11位)

チェコ共和国では低い犯罪率と比較的安定した経済、効率の高い政治運営が平和度向上の大きな要因となっている。
クロアチア(19位)

国内の治安力を高め、かつての社会的緊張を少しずつ緩和してきたクロアチア。安定した社会制度の実現に取り組み、成熟国家となりつつある。
ノルウェー(32位)

高い経済力、充実した社会福祉、そして透明性の高い政治の組み合わせにより、ノルウェーは世界で最も成熟した民主国家のひとつとして平和を謳歌している。