50代夫婦ふたり、値上げを機に「見直してよかった」食習慣。ムダ買いが減り、料理の幅が広がった

食べ物の値上がりが続いていて、お米、卵、乳製品、トマトなどの野菜類も軒並み高騰中。家計にはダメージですが、じつは食費を見直すきっかけにもなるかも。50代夫婦ふたり暮らしで「見直してよかった食習慣や献立」を、管理栄養士として働いた経験ももつ本多めぐさん(50代)が紹介します。

「ステルス値上げ」が50代の暮らしに合うことも, “なんとなく”買い続けたものを見直すチャンス!, 新レシピに出合うことも!厚揚げでボリュームアップ, 「鶏ひき肉」を使うと、あっさり風味&節約に

鶏ひき肉でつくったガパオライス&厚揚げのチーズはさみ焼き。あっさり&節約メニューです

【写真】200円弱でつくれる「厚揚げのチーズはさみ焼き」

「ステルス値上げ」が50代の暮らしに合うことも

「ステルス値上げ」が50代の暮らしに合うことも, “なんとなく”買い続けたものを見直すチャンス!, 新レシピに出合うことも!厚揚げでボリュームアップ, 「鶏ひき肉」を使うと、あっさり風味&節約に

小食になる50代。同じ値段で内容量が減る「ステルス値上げ」では、食べる量と販売量とのバランスがとれるケースもあります。

たとえば、昔のヨーグルトは450g入っていましたが、最近は400g程度に減りました。50代ふたり暮らしだと大量には食べられないので、最近はこの量がちょうどよいと気づきました。とくに冬場は寒く、冷たいものはあまり減らないですよね。

また、以前は卵を10個入りパックで買っていましたが、6個入りパックに変えたら適量だと気づきました。若い頃のように、卵を3つ使ったボリュームたっぷりのオムレツはもうつくらないし、食べきれないのです。

そのほか、バターや調味料の減りも遅くなるので、小さめサイズがじつはベストだったことも。買い物の量を見直すきっかけになりました。

“なんとなく”買い続けたものを見直すチャンス!

50代にもなると、若い頃からの習慣で買い続ける品があるものです。たとえば、健康のために買うサプリメントや青汁、乳酸菌飲料。晩酌用の缶ビール。冷蔵庫のプリン。冷凍庫には家族全員分のアイス。冬場はミカンなどの果物を箱買いするご家庭も多いようです。

これらは買うのが当たり前になっているので、見直しチャンスに気づきにくいものです。家族構成が変わったり、余ることが多いのに、続いている買い物習慣はありませんか。節約になり、さらに食品ロスも減らせるかもしれません。

新レシピに出合うことも!厚揚げでボリュームアップ

「ステルス値上げ」が50代の暮らしに合うことも, “なんとなく”買い続けたものを見直すチャンス!, 新レシピに出合うことも!厚揚げでボリュームアップ, 「鶏ひき肉」を使うと、あっさり風味&節約に

厚揚げのチーズはさみ焼き。2人前で200円弱でできます

物価高なので、いつもの食材でいつもの料理をつくっても食費が増えます。なので、いつもはあまり買わない食材を手に取ってレシピを試してみます。予想以上においしかったりして、新しいわが家の定番になるのです。

わが家の定番は「厚揚げ」を使うメニュー。お肉代わりにメイン料理に使うと節約になります。バラ肉を巻いてボリュームを出してもよいし、そのまま片栗粉をまぶしてチーズをはさんで焼いてもおいしい主菜ができあがります! 家族にも喜ばれ、レシピの幅が広がりました。

「鶏ひき肉」を使うと、あっさり風味&節約に

「ステルス値上げ」が50代の暮らしに合うことも, “なんとなく”買い続けたものを見直すチャンス!, 新レシピに出合うことも!厚揚げでボリュームアップ, 「鶏ひき肉」を使うと、あっさり風味&節約に

鶏ひき肉をつかったガパオライス。ピーマン、大葉、卵と安い食材の組み合わせでつくります

また、節約食材といわれる「鶏ひき肉」も出番が増えました。鶏ひき肉でつみれにしたり、炒めてご飯にのせ、即席ガパオライスをつくったり。ヘルシーでご飯もすすむ料理がつくれました。

50代は油分少なめのメニューが胃腸にもちょうどよいので、今の自分に合う新しいレシピも開拓できて満足しています。

楽しい食事の場でなにかをやめたり我慢するのはストレスがたまります。そんなときこそ、いつもと違う食材や献立でおいしいレシピを試すチャンスになりますね。新たな出合いや買い物習慣を変えるきっかけにしてはいかがでしょうか。