片づかない家にある「買っていなくても増えがちなもの」ベスト10。見つけたら即見直し
「最近、大きな買い物はしていないはずなのに、なぜか家が片づかない…」そんな違和感を覚えたことはありませんか? 片づけのプロ・下村志保美さんによると、片づけ相談の現場では「ものを増やしていないのに、なぜか散らかる」という声をよく耳にするそうです。じつはこの感覚、気のせいではありません。片づかない原因は、日々の暮らしのなかにひそむ“ある見落とし”にあるのだとか。詳しく教えてもらいました。

買っていなくても、気づいたら増えているものとは?
【写真】忘れられがちな試供品の山
当てはまるものがあったら、ものを減らすタイミング
家が散らかる原因は、買いすぎだけではありません。
じつは多くの家庭で、「自分では買ったつもりのないもの」が、気づかないうちに少しずつ増えています。
なんとなく取っておいた紙類や容器など。「そのうち使うかも」と思って残したものが積み重なり、いつの間にか収納を圧迫…。これは、片づけ相談の現場で本当によく見かける光景です。
そこで今回は、片づけのプロとして数多くの家庭を見てきた経験から、「意識しないまま増えやすいもの」をランキング形式で紹介します。
「うちにもあるかも?」と感じたら、それは見直しのサイン。家が散らかる原因を知ることで、無理なく整うヒントが見えてきますよ。
家の中で気づくと増えているもの:1~5位

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まずは、多くの家で発見されやすい「増えがちなもの」1~5位を確認してみましょう。
●1:紙袋
「なにかに使えそう」「人に渡すときに便利」と思って取っておきがちですが、実際に使われるのはごく一部。気づけば、クローゼットや棚の上で場所を取っていることが少なくありません。
●2:試供品・おまけ
化粧品や日用品の試供品は、「旅行用に」と思って保管されがちです。しかし、使うタイミングを逃し、そのまま引き出しの奥に眠ってしまいます。
●3:郵便物・チラシ
一度目をとおしただけで「あとで整理しよう」と置かれた紙類は、そのまま定位置になりやすい代表例です。
●4:子どもの学校プリント
必要か不要か判断しづらく、「とりあえず保管」でたまりがち。気づくと、同じ内容のプリントが何枚も残っていることもあります。
●5:ノベルティ
無料でもらえる文房具や雑貨は、「せっかくだから」と家に持ち帰ってしまいやすいもの。しかし、使われないまま場所を占領しているのが現実です。
家の中で気づくと増えているもの:6~10位

1~5位の中で「自分の家にもある!」と思ったものはいくつありましたか? 6位以降のものでも、棚の奥などをのぞいてみると、ひょっとしたら、記憶のないものが眠っていたりするかもしれませんよ。
●6:レジ袋
「ゴミ袋として使うから」と取っておくものの、使用頻度よりも家に持ち帰る袋の量の方が多く、結果として永遠と増え続けてしまいます。
●7:あき箱
デザインがすてきだったり、つくりが丈夫な箱ほど、「なにかに使えそう」と残されます。ですが、使われるケースはじつはごくわずか。
●8:使いかけの文房具
ペンやノート、メモ帳などは、最後まで使い切られずに増えがちです。使えるけれど、使われていない状態のまま残っていきます。
●9:もらいもののタオル
新品のまましまわれ、「いつか使おう」と思われ続けています。結果的に、家にある枚数を把握できなくなります。
●10:ケーブル類
なんの機器に使っていたのか分からず、捨てられないまま残ります。使わないけれど、判断できない典型例です。
ものが増える原因は「役割が決まっていないから」

なぜ、これらのものは増えてしまうのでしょうか?
これらに共通しているのは、「捨てられないから」ではありません。どうするかを決めていないことが原因です。
「使うかもしれない」
「いつか必要になるかもしれない」
そう思いながら判断を先送りにすると、ものは自然と家に居場所をつくってしまいます。片づけとは、捨てる作業ではなく、「役割を決める作業」です。
今日やってほしいことは、とてもシンプル。家の中で「買っていないのに増えたもの」を3つ探してみてください。
そして、それぞれに
・今使う
・保管する
・手放す
この3つのうち、どれかを決めるだけで十分です。
完璧に片づける必要はありません。自分にとって必要なものの判断が正しくできるようになると、家は少しずつ、確実にものが増えにくくなっていきます。
「買っていないのになぜか増えるもの」に気づけたとき、暮らしは自然と軽くなっていくはずです。