陸自中部方面隊「国家独立と国民を必ず守る」16式機動戦闘車や新型装輪装甲車AMV展示

行進する16式機動戦闘車=1日午前、兵庫県伊丹市の陸上自衛隊伊丹駐屯地(彦野公太朗撮影)

陸上自衛隊中部方面隊の創隊65周年記念行事が1日、伊丹駐屯地(兵庫県伊丹市)で行われた。観閲式では隊員504人のほか、16式機動戦闘車や87式偵察警戒車など79両、航空機7機が行進。新型の装輪装甲車AMVも展示され、来場者約7400人から注目を集めた。

中部方面隊は昭和35年に創設。近畿、中四国、東海、北陸の2府19県の防衛や災害派遣を担う。昨年は岡山県や愛媛県の山火事に対応し、令和6年1月の能登半島地震や同年9月の豪雨災害の被災地にも出動した。

観閲式に臨む16式機動戦闘車(彦野公太朗撮影)

観閲式では、中部方面総監の遠藤充(まこと)陸将が隊員らに訓示。厳しい国際情勢や甚大な被害が予測される南海トラフ地震を踏まえ、「国家の独立と国民の生命財産を守るため、任務を必ず達成しなければならない。あらゆる事態においてプロフェッショナルに職責を果たし、国民の皆さまの負託に応えていこう」と呼びかけた。

展示された装輪装甲車AMV(彦野公太朗撮影)

来場者に向けては「これからも中部方面隊は防衛、災害派遣あるいは国際活動において陸上自衛隊の重要な一翼を担ってまいります」と述べた。

展示された装輪装甲車AMVに取り付けられている銘板。「普教」は陸自部隊の一つ「普通科教導連隊」の略(彦野公太朗撮影)