南西諸島で目を光らせる新鋭哨戒機「P1」 海自那覇航空基地に新規配備

飛行高度や速度は現行機の1・3倍、航続距離も1・2倍の高性能を誇るP1哨戒機=3月5日、那覇市(大竹直樹撮影)
海上自衛隊那覇航空基地を拠点とする第5航空群に5日、新鋭哨戒機「P1」が配備された。南西諸島近海で警戒監視や情報収集の任に就く。令和9年度までに約10機を配備し、老朽化が進む現行の哨戒機「P3C」を置き換える方針。
新鋭のP1は5日午前10時52分、那覇航空基地に着陸した。全長38メートル、全幅35・4メートルの純国産固定翼哨戒機で、4発のジェットエンジンを搭載。プロペラ機のP3Cよりも飛行高度や速度は1・3倍、航続距離も1・2倍の高性能を誇るという。

海自那覇航空基地で現行のP3C哨戒機(左)と並ぶP1哨戒機=3月5日、那覇市(大竹直樹撮影)
第5航空群司令の平木拓宏海将補は配備行事で、隊員らに「わが国を取り巻く安全保障環境は、戦後最も厳しく複雑なものとなっている」と述べ、「今ほど精強即応の真価が問われている時代はない。防衛力強化の一環としてP1が南西地域を第5航空群に配備され、運用開始することは、極めて大きな意味を持つ」と訓示した。

配備行事で訓示する第5航空群司令の平木拓宏海将補=3月5日、那覇市(大竹直樹撮影)