「ご褒美があるから頑張ろうね」先生の歪んだ愛を受けた幼少期…人生を狂わされたエピソードに「トラウマすぎる」の声【漫画】

豚箱ゑる子さんの『要注意彼女 夢見ちゃん』が話題

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、マンガ配信サービス「サイコミ」で連載中の豚箱ゑる子さんの漫画『要注意彼女 夢見ちゃん』をピックアップ。

2026年2月20日に作者・豚箱ゑる子さんが本作の第6話をX(旧Twitter)に投稿すると1.5万以上の“いいね”とともに反響を集めた。この記事では豚箱ゑる子さんにインタビューを行い、創作の背景やこだわりについてを語ってもらった。

クラスのマドンナと付き合う地味な高校生 衝撃的な幼少期エピソードに反響

『要注意彼女 夢見ちゃん』より

地味な男子高校生・根倉千秋は、子供の頃からある同級生に想いを寄せていた。ある日、その同級生がクラスのマドンナ・夢見叶に恋していることを知る。

なんとかして2人が恋人同士になるのを阻止しようとするも、ひょんなことから根倉が夢見叶と付き合うことになってしまう。しかし、彼女はまったく普通じゃなくて…。

今回Xにアップされた第6話では、根倉が小学生時代に通っていたピアノ教室の先生との出来事が描かれている。得意のピアノで注目され、その才能に自信を持っていた根倉だが、先生からの一方的な“ご褒美”と歪んだ愛を受けて人生を狂わされてしまう。

彼がなぜ目立つことが苦手になったのか、そしてなぜ同級生に惹かれるようになったのか、根倉の“今”につながる幼少期の回想エピソードが反響を呼び、読者からは「これはトラウマすぎる」「先生めっちゃ怖い」「可哀想で仕方ない」「根倉には幸せになってほしい」などの声が多く寄せられて話題となっている。

“可愛い×ダーク”な独特の世界観 作者・豚箱ゑる子さんが語る創作の背景とこだわり

『要注意彼女 夢見ちゃん』より

――『要注意彼女 夢見ちゃん』を描いたきっかけや理由がありましたら教えてください。

いくつかプロットがある中で選ばれた作品が本作で、メンヘラな女の子に執着されるお話が元々好きで、そういった話を私ならどう描くのかな?と思った時に思いつきました。

――夢見ちゃんと根倉のキャラクターはどのように生み出されたのでしょうか?また、それぞれのキャラを作り上げる上で意識している点はありますか?

元々は夢見ちゃんも根倉も友達から着想を得てます。(この人っていうのはなく、色々な人から少しずつ…。)

そこから好きな部分を膨らませて考えると、キャラクターが出来上がります。夢見ちゃんも根倉も自分に似てないので、理想の自分像だったりもします。キャラを作る上で「このキャラだったらこの時どうするか?」が鮮明に掴めないうちは描きませんね。

――根倉の過去が描かれた第6話をX(旧Twitter)に投稿後、1.5万を超える「いいね」が寄せられています。今回の反響について、豚箱ゑる子さんの率直なご感想をお聞かせ下さい。

純粋に多くの人に見て頂けてとても嬉しいです。とても内容が刺激的ではあるのですが、オチまで読むと印象がかなり変わるので、読んでいない方は本編も読んでいただけたらもっと嬉しいです。

「こんなに可愛い絵柄なのにずっと不安な気持ちになる。でも上手い。」のようなコメントをいただいたことがあり、これもとても嬉しかったです。自分の作品は絵柄は可愛いのに世界観がかなり辛辣です。「キャラメルに塩」「酢豚にパイナップル」だと思っているので、意図をわかってもらえて感動しました。

――「可愛い×ダーク」を掛け合わせた独特の世界観が話題の本作ですが、作画の際にこだわっている点や「ここを見てほしい」というポイントがあれば教えてください。

絵柄の可愛いさで包むことでダークな展開も読みやすく読んでもらおうという意識もあり、なるべく全キャラクター丸く可愛いく描いてます。私服の回などは特に可愛い服を着せようと意識してます。

――本作の中で、豚箱ゑる子さんにとって特に思い入れのあるシーンやお気に入りのセリフはありますか?よろしければ理由とともに教えて下さい。

2話目の夢見ちゃんのSNS投稿内容がお気に入りですね…。コラ画像に見えるように絵を描いたり、全体的にちょっと古いSNS投稿っぽくするのが楽しかったです。内容を考えるのも難しかったですが、とても楽しかったです。

――最後に作品を楽しみにしている読者やファンの方へ、メッセージをお願いします。

いつも見てくださってありがとうございます!コメントしてくださったり会った時に読んでると言ってくださり嬉しいです!これからも相変わらず毎度衝撃的な展開にして突き進むと思いますので、お付き合い頂けましたら幸いです。