江別市大学生集団暴行死 「恐怖は想像することすら困難」被告の21歳女に無期懲役を求刑 被害者の姉「絶対に許せない」
北海道江別市で男子大学生が集団暴行を受け死亡した事件の裁判。強盗致死などの罪に問われている21歳の女に、検察側は無期懲役を求刑しました。被告はほとんど表情を変えずに聞いていました。
■被告の女に無期懲役を求刑

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5日、北海道札幌地裁で行われた裁判で…
検察側
「強固な強盗の意思があると評価する他ない。生命を軽視する程度・態度がはなはだしい。恐怖は想像することすら困難」
強盗致死などの罪に問われている川村葉音被告21歳。検察側の求刑は「無期懲役」でした。
川村葉音被告(21)
「私たちが事件を起こしたことで被害者に痛い思い、苦しい思いをさせた。大切な命を奪ってしまい申し訳ありません」
■大学生の長谷知哉さんが集団暴行受け死亡

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2024年10月、北海道江別市にある公園で事件は起きました。大学生の長谷知哉さん(当時20)が集団暴行を受け、亡くなりました。
現在、裁判が行われているのが川村被告ら3人。長谷さんと交際していた八木原亜麻被告(21)らと共謀し、長谷さんに暴行を加えて死亡させたうえ、現金などを奪うなどしたとされています。
5日の裁判。まずは弁護側による被告人質問が行われました。
弁護側
「遺族はあなたに何を望んでいると思う?」
川村葉音被告(21)
「死をもって償ってほしいか、一生刑務所にいてほしいと思っていると思います」
「遺族が許してくれるなら直接お墓に行き、手を合わせることも償い」
■検察側「被告人を無期懲役に処することが相当」

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これまでの裁判で強盗致死などの罪について起訴内容を認めている川村被告。争点となるのは“量刑”です。
札幌地裁は3日、「強盗致死罪が成立する」という判断を示しました。つまり原則「死刑」か「無期懲役」か…。
検察側は5日、「被害者に極めて強い肉体的、精神的苦痛があった」「強固な強盗の意思があると評価する他ない」などと指摘、そして…
検察側
「自らの意思で暴行を加え、金品も要求したと評価する他ない。被告人を無期懲役に処することが相当である」
川村被告はほとんど表情を変えませんでした。
一方、弁護側は「川村被告の暴行は死への関与が低い」などとして懲役13年の有期刑を求めました。
■証言台に立った長谷さんの姉「絶対に許せない」

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また、5日の裁判では命を奪われた長谷さんの姉が証言台に。
長谷さんの姉
「どうして殺されなければいけないのか全く分からない。弟はどんな気持ちで死んだんだろう。とにかく絶望と悲しみが弟を襲っていたと思う。あまりにもむごい、罪のない人の命を奪った重さを追及してほしい。私は命が尽きるその日まで戦う。絶対に許せない」
泣きながら語られた姉の言葉に、法廷では多くの人が涙を流していました。
判決は今月25日に言い渡される予定です。