キャサリン皇太子妃、蜂のイヤリングをつけてマンチェスターへ その特別な意味とは

キャサリン皇太子妃、蜂のイヤリングをつけてマンチェスターへ その特別な意味とは

キャサリン皇太子妃が、単独公務でマンチェスターを訪問しました。イギリスの国民保健サービス(NHS)の関連組織、クリスティNHS財団トラストが運営するがん統合医療センターを訪れた皇太子妃の耳元に揺れていたのは、蜂がモチーフのゴールドのイヤリングでした。

がん統合医療センターを訪れたキャサリン皇太子妃 WPA Pool / Getty Images

ヴァンレレス ダイヤモンド(Vanleles Diamond)のそのイヤリングは、蜂と蜂の巣をかたどったチャームの取り外しが可能なフープイヤリング。この日は、蜂のチャームのみを使用していました。

キャサリン皇太子妃がこのイヤリングをつけて公の場に初めて登場したのは、4年前。ウィリアム皇太子とともに、マンチェスターを訪問したときでした。当時のケンブリッジ公爵夫妻はこのとき、2017年5月にアリアナ・グランデのコンサートが行われていたマンチェスター・アリーナで起きた自爆テロ事件の犠牲者を悼む記念碑、「グレード・オブ・ライト」の除幕式に出席しました。

追悼記念碑の除幕式に出席したケンブリッジ公爵夫人キャサリン妃(当時)、2012年5月10日撮影 Max Mumby/Indigo / Getty Images

マンチェスター市の観光局、「ヴィジット・マンチェスター(Visit Manchester)」によると、およそ150年前から「働き蜂」は、市のシンボルとなっています。これについて、観光局のウェブサイトは次のように説明しています。

「市の初期の有力者たちは1842年、マンチェスター市がどのような都市か世界中に知ってもらうため、市の紋章を決定しようと話し合っていました。紋章を作るのは、ヴィクトリア朝時代のブランディング戦略でした」

「そして、地球儀と7匹の蜂を取り入れることを決定しました。マンチェスターの市民が7つの海を越えて働き、貿易を行ってきたことを表す紋章です。『マンチェスターの蜂(Manchester bee)』は、市の産業から生まれたのです」

「マンチェスターが蜂を選んだのは、それが小さな働き者だからです。1匹ずつには、大きな力はありません。ですが、集まればスーパーオーガニズム(超生物)になります。集まることで、私たちは強くなるのです」

そのほかマンチェスター市は、蜂は「マンチェスターの市民の勤労意欲と、(蜂の巣のように)活気あふれる街であること、さらにこの素晴らしい都市の連帯感を表すものでもあります」と述べています。

その4年前のマンチェスター訪問時、キャサリン皇太子妃は訪問先で言葉を交わしたある人に、着用したイヤリングは、「意図して選んだもの」であり、地元の人たちへの「敬意を表すため」だと話していました。

子どもたちに自家製のハチミツをすすめるキャサリン皇太子妃、2021年撮影 WPA Pool / Getty Images

さらに、キャサリン皇太子妃は「養蜂家」の顔を持つことでも知られています。皇太子夫妻は2026年3月、ロンドンのテムズ川周辺エリアを訪問。皇太子は立ち寄ったある店でハチミツを試食しながら、「キャサリンはミツバチを飼育していますからね。蜂には詳しいですよ」と話していました。

ノーフォーク州にある別邸、アンマーホールで養蜂を行っているという皇太子妃は、2021年には訪問先のロンドン自然史博物館に自家製のハチミツを持参。交流した子どもたちに、「これは私の巣箱から採ったハチミツ」だとして振舞い、「ミツバチはおいしいハチミツを作ってくれるの。だから、見かけたら毎回、『ありがとうございます』とお礼を言ってね」と語りかけていました。

From TOWN&COUNTRY

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