プーチン大統領を悩ませる新兵器? ウクライナが国産精密誘導爆弾を開発中

精密誘導爆弾の重要性

精密誘導爆弾の重要性, 国産化に向けてテスト中, 最大有効射程80kmを目指す, 同盟国の兵器に似た仕様, ウクライナが設計, テスト結果は良好, 後付けキットで誘導弾化, 多くの部品が国内製, 複数の試作品が開発中, すでに実践にも投入?, 「これは始まりにすぎない」

ロシアによるウクライナ侵攻によって明らかになったことのひとつに、精密誘導航空爆弾の重要性がある。ウクライナはこれまでその重要な兵器の供給を同盟国に頼ってきたが、その状況が変わるかもしれない。

国産化に向けてテスト中

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ウクライナの軍事メディア「Defense Express」によると、ウクライナは先日、自国産の新開発精密誘導爆弾をテストしたという。同メディアが公表した性能諸元が正しいものなら、この新兵器はかなりの力を秘めたものとなるだろう。

画像:Telegram @defenseexpress_ua

最大有効射程80kmを目指す

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ウクライナが新しく開発した爆弾は有効射程60kmで、これを最大80kmにまで引き上げる計画も存在する。この爆弾をSu-24から投下してテストしている様子を収めた動画を、「Defense Express」が伝えている。

画像:Telegram @defenseexpress_ua

同盟国の兵器に似た仕様

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動画ではSu-24から爆弾がスムーズに投下され、空中で翼を拡げている。これは米国製のJDAM-ERやフランス製のAASMなどと似た仕様だ。どちらの爆弾も、ウクライナは供与を受けてロシアに対しこれまで利用してきた実績がある。

画像:Telegram @defenseexpress_ua

ウクライナが設計

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軍事メディア「Militarnyi」によると、この新開発爆弾を設計したのはウクライナのメドイド設計局で、長い射程距離は「高性能航空爆弾に、汎用誘導・補正モジュール(UGC)を付けること」で可能になったという。

画像:Telegram @defenseexpress_ua

テスト結果は良好

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同メディアいわく、初期段階のテストから、射程距離と精密性の両立はじゅうぶん実現可能とみられるという。しかも、この新兵器はただの爆弾ではない。ウクライナが開発したのはJDAM-ERやAASMと同様、後付けの精密誘導化キットで、「汎用滑空・補正モジュール(UMPK)」と呼ばれている。

画像:Wiki Commons By U.S. Navy photo by Photographer's Mate 2nd Class James A. Farrally II, Public Domain

後付けキットで誘導弾化

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ウクライナが開発したUMPKはロシアが現在使用している同種のキットに近いという。実際、ソ連時代の旧式化した無誘導爆弾を精密誘導化できることを考えると、これは合理的な判断だ。

画像:Wiki Commons By Vitaly V. Kuzmin, CC BY-SA 4.0

多くの部品が国内製

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ウクライナにとって特に重要なのが、この新開発キットは多くが国産の部品からできているということだ。「Militarnyi」によると外国製部品も一部利用されているというが、航法装置は国内製だという。

画像:Telegram @defenseexpress_ua

複数の試作品が開発中

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同メディアいわく、ウクライナ産の滑空爆弾の試作品は複数タイプ開発中だという。さらに、そういった新開発精密誘導爆弾の一部は、前線の重要な地域で実際にロシア軍に対してすでに利用されているという。

すでに実践にも投入?

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6月5日にはウクライナのミハイル・フェドロフ・デジタル改革担当大臣が自身のテレグラムチャンネルにある動画を公開している。そこには、新開発のウクライナ製100kg爆弾を使って、ヘルソン州左岸地域にかかっている戦略的に重要な橋を破壊する様子が映っていた。

「これは始まりにすぎない」

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フェドロフ大臣はこう述べている:「詳細は明かせませんが、これは始まりにすぎません。さらなるソリューションが待ち構えています。それを最初に体験するのは敵のほうですが」「Militarnyi」は爆弾の重量から、これはミサイル、もしくは誘導爆弾だろうと推定している。

画像:Telegram @zedigital