角田裕毅、今季最終戦までのレッドブル在籍は揺るがない? ハジャー躍進もメキーズ代表明言「ユウキは着実にステップを踏んでいる」
アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)のF1オランダGPでの3位表彰台により、レッドブル陣営のドライバー人事に関する話題が再燃している中、レッドブルのローレン・メキーズ代表は今季中のドライバー交代について改めて否定した。
角田裕毅がレッドブルのマシンで苦戦を続ける中、ルーキーであるハジャーの躍進は大きなインパクトを残した。オランダでは最強マクラーレンの2台、そしてレッドブルのマックス・フェルスタッペンに次ぐポジションを走行。マクラーレン勢の一角であるランド・ノリスのトラブルにより3位の座が転がり込んだ。ハジャーの現在のランキングは10番手で、角田の3倍のポイントを稼いでいる。
自身の経験不足、そして角田らが苦戦する現状から、レッドブル昇格に対して消極的なコメントをしていたハジャー。しかし最近では、今季中の昇格については「意味がない」としつつも、新レギュレーション導入によりマシンが大きく様変わりする2026年に向けては、悪しきレッドブルのセカンドカー問題も過去のものになる可能性があるとして、昇格を視野に入れたようなコメントを残している。
またレッドブル首脳陣も、今季中のドライバー入れ替えを行なわないという見解に変わりがない。レッドブルのローレン・メキーズ代表はイタリアGPの金曜記者会見にて、今季中のラインアップ変更について改めて否定した。
「我々はドライバーの決定について時間があると、非常に明確に、そして公にしてきた」
「我々のドライバープログラムには、来年に向けていくつかのシナリオに対応できるだけの人材が揃っており、決断を急ぐ理由はない」
メキーズが指している“人材”とは、現在F2参戦中でスーパーライセンスも所持する育成ドライバー、アービッド・リンドブラッドのことだろう。彼は現在F2参戦1年目でランキング7番手につけているが、来季F1デビューの可能性も取り沙汰されている。
またメキーズ代表はハジャーを称賛しつつも、角田がここ数戦見せている進歩にも言及した。
「シーズン中に交代する予定はない。それにユウキは直近3戦で着実にステップを踏んでいる」
「もっと良い結果を求めたいところだが、彼はいい仕事をしている。ザントフールトでは8戦ぶりにポイントを獲得したし、ブダペストではマックスにかなり近付いた。そしてスパではレッドブルでの自己最高の予選結果も出している。だから彼はポジティブな流れに乗っている」
「もちろん、アイザックがレーシングブルズのマシンで成長していく様子を見るのは非常に喜ばしいことだ。前戦で彼が見せたパフォーマンスは、彼の成長度合いを如実に物語っている」
「しかし、我々はドライバー問題については非常に落ち着いている。根本的に、レッドブル側ですべてのカードを握っているからだ。だからあと数週間、あるいは数ヵ月かけて決断することができる」
「もちろん、それは最終戦まで待たなければならないという意味ではない。しかし現時点では、まだ時間があると確信している」
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