リアム・ローソン、角田裕毅との接触は「大したことじゃないよ」と軽視
レーシングブルズのリアム・ローソンは、F1イタリアGPの決勝レースで角田裕毅(レッドブル)と接触したことは、「大したことじゃない」と振り返った。
ローソンは予選でQ1敗退となったため、少しでもポジションを上げるべく、ソフトタイヤを履いてスタートに挑んだ。スタートタイヤにソフトを選んだのは、このローソンが唯一の存在であった。
そのこともあってローソンは、全車中もっとも早い9周目にピットストップし、ハードタイヤに交換。その結果、後に角田がピットストップした時には、アンダーカットされ、ローソンに先行される形となった。
角田はローソンを一旦抜いたが、ローソンは諦め切れずにターン4のシケイン飛び込みで角田に仕掛け直した。そして両者接触。ローソンはコース外に飛び出して角田の前に立ったが、後に角田のポジションを明け渡した。
しかし角田のマシンにはこの接触で大きなダメージがあったようで、その後ペースが上がらず……角田は入賞に届かず、13位でフィニッシュすることになった。ローソンはその後ろ、14位だった。
この角田との接触についてローソンは、レース後に次のように語った。
「レースはフラストレーションが溜まる展開だった。ソフトタイヤでスタートし、少し賭けに出てみたんだけど、うまくいかなかった。こういうこともあるんだ」
そうローソンは語った。
「今週末のマシンは速かったけど、ポイントを獲得できなかったのは残念だ。でも、速いマシンで次の数レースに臨めるのは、間違いなくプラスだ」
「ユウキとの接触は、本当に大したことじゃない。ターン1で彼に抜かれ、ターン4で抜き返そうとしたけど、右側にスペースがなくて接触してしまった。そしてシケインをショートカットしてしまったので、その後順位を戻したんだ」
しかし角田はこの件について「不必要な動きだった」と語り、ローソンを糾弾した。
「ローソンに邪魔されました。僕に接触してきて、その衝撃で大きなダメージを負い、ペースがかなり落ちました。かなりイライラしますし、僕としては不必要なことだったと考えています」
「僕は1周1秒稼ぐようなペースで走っていて、彼は最後尾からのスタートで、入賞争いすらしていませんでした。よく分かりませんよ」
「もしポイントを争っていたら、僕も理解できるところもあると思います。姉妹チームだとしても僕らは敵同士で、特に僕は世界で最も競争の激しい立場にいます。しかしそれと同時に、絶対に越えてはいけないラインがあります」
レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコもレース後、この接触を受け、陣営内で話し合う機会を設ける予定だと語っている。
「(角田は)本当に不運だった。ローソンとの接触があった。同じ(レッドブル傘下の)チームが接触するのは決して良いことではない」
「どうやらユウキのマシンはそれによって大きなダメージを受けたようだ。後ほど内部で状況を話し合うつもりだ」
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