ウクライナ軍が米国製の精密誘導爆弾で、ロシア軍部隊をまるごと撃破
- ロシア領内を空爆するウクライナ軍
- 一個部隊をまるごと失ったロシア軍
- 破壊されたロシア軍司令部
- 排除された特殊部隊
- MANPADを運用する兵士を排除
- 威力を発揮する西側諸国製の兵器
- GBU-39が使用された別の例
- ウクライナ空軍とドローン部隊が連携
- ウクライナ軍のMiG-29戦闘機がGBU39を3発投下
- フライング・スカル部隊のコメント
- 「3発のGBU-39でケリがついた」
- 着弾する瞬間の映像
- ドローンによる偵察の重要性
- ウクライナ軍の能力向上
- 発見次第、破壊する必要
- ロシア軍にとって、重要なドローン整備基地
- GBU-39の使用も注目ポイント
- 以前は仏製AASMが多用されていた
- 航空機にたくさん搭載できる
- ソ連時代のプラットフォームを改造するウクライナ軍
- 偵察用ドローンと爆撃機の組み合わせ
ロシア領内を空爆するウクライナ軍

ロシア領内に対する空爆を常態化させるウクライナ軍。最近、西側諸国から供与された精密誘導兵器を用いて、ロシア領内にある司令部をはじめとする複数の標的を破壊したという。
一個部隊をまるごと失ったロシア軍

ウクライナの軍事ニュースサイト「Defense Express」によれば、ロシア軍はクリバキ村(クルスク州)付近で一個部隊をまるごと失ったとされる。同サイトいわく、ウクライナ軍の攻撃は複数の拠点におよび、「(ロシア軍の部隊が)生き残り、再建される可能性はほとんどない」とのこと。
画像:Telegram @soniah_hub
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公開された映像

空爆の様子をとらえた映像はTelegramチャンネル「Soniashnyk」によって公開され、その詳細が明らかになった。今回の空爆では、米国製の精密誘導爆弾GBU-39が複数のターゲットに対して投下されたと伝えられている。
画像:Telegram @soniah_hub
破壊されたロシア軍司令部

「Defense Express」いわく、攻撃を受けたのはロシア軍の司令部や指揮所であり、指揮命令系統が失われた。また、兵員宿舎や拠点も空爆され、「一帯における部隊の作戦能力」が損なわれたという。
画像:Telegram @soniah_hub
排除された特殊部隊

さらに、同サイトは通信・電子戦に携わる特殊部隊も排除されたと報道。これらの部隊は「ウクライナ軍のドローンや砲兵に対抗し、連携して戦う手段」であり、非常に重要だ。
画像:Telegram @soniah_hub
MANPADを運用する兵士を排除

加えて、携帯式防空ミサイルシステム(MANPAD)を運用する兵士らも一掃された。「Defense Express」いわく:「こうした部隊はウクライナ軍の航空機やヘリコプターにとってしばしば脅威となることを考えると、価値ある成果だ」
画像:Telegram @soniah_hub
威力を発揮する西側諸国製の兵器

同サイトはまた、「今回の作戦が成功したことで、ウクライナの防衛戦略の中で、西側諸国製の精密兵器が大きな役割を果たすようになりつつあることが浮彫になった」と指摘。GBU-39はウクライナにとって「ゲームチェンジャー」になり得るとした。
画像:Telegram @soniah_hub
GBU-39が使用された別の例

ここ最近は、ウクライナ軍機がターゲットに精密誘導爆弾GBU-39を投下するというケースが増えている。例えば、7月初旬には、ロシア軍のドローン部隊司令部に対し、GBU-39を用いた空爆が行われたことが映像から判明している。
画像:Telegram @soniah_hub
ウクライナ空軍とドローン部隊が連携

「Defense Express」による7月4日付の記事によれば、この空爆はウクライナ南部にあるロシア軍陣地に対して行われたものだという。実施にあたっては、ウクライナ空軍がドローン部隊「フライング・スカル」の偵察用ドローンオペレーターと連携して標的を破壊、その様子をとらえた動画も公開された。
画像:Facebook @Flying-Skull
ウクライナ軍のMiG-29戦闘機がGBU39を3発投下

ウクライナ軍のMiG-29戦闘機はロシア軍がドローンのメンテナンス基地として利用していた建物に対し、米国製GBU-39を3発を投下、これを破壊したとされている。
フライング・スカル部隊のコメント

フライング・スカル部隊はこの作戦について、「オークどもはウクライナ南部にドローン整備基地を設置していた。そこで、フライング・スカル部隊がこれを偵察し、MiG-29戦闘機が撃破した」とコメントを出している。なお、「オーク(邪悪な怪物)」というのはロシア兵のことだ。
「3発のGBU-39でケリがついた」

同部隊はさらに、「3発のGBU-39でケリがついた。跡形もなく吹き飛び、再起のチャンスはない」とした。実際、動画からも、くだんのドローン整備基地が破壊されたことが確認されている。
画像:X @air_winged
着弾する瞬間の映像

映像には、3発の精密誘導爆弾がロシア軍のドローン整備基地に着弾する瞬間が映っていた。
画像:Facebook @Flying-Skull
ドローンによる偵察の重要性

「Defense Express」によれば、この空爆に関して見逃せないのはフライング・スカル部隊が標的の偵察を行っていたと公表したことだ。
画像:Facebook @Flying-Skull
ウクライナ軍の能力向上

同サイトいわく:「この作戦に成功したことで、ウクライナ軍は前線の向こう側にある敵の重要目標を見つけ出し、攻撃する能力を高めていることが明らかになった」
画像:Facebook @Flying-Skull
発見次第、破壊する必要

こういったドローン整備基地はロシア軍にとって重要なインフラの一部となっており、ウクライナ軍としては発見次第、破壊する必要があるとのこと。
画像:Facebook @Flying-Skull
ロシア軍にとって、重要なドローン整備基地

というのも、ロシア軍はドローン整備基地を利用することで、偵察用ドローンや自爆ドローンを揃え、ドローン攻撃のペースを維持しているためだ。
画像:Facebook @Flying-Skull
GBU-39の使用も注目ポイント

さらに、ウクライナ空軍が空爆に際して、フランス製の精密誘導爆弾AASMではなく、米国製のGBU-39を使用したというのも注目すべきポイントだ。
画像:Facebook @Flying-Skull
以前は仏製AASMが多用されていた

最近まで、ウクライナ軍による精密空爆の様子をとらえた映像に映っているのはきまってフランス製のAASMであり、米国製のGBU-39はまれだった。ところが、今ではGBU-39の使用を示す動画が出回るようになってきたのだ。
GBU-39とは?

米空軍のウェブサイトによれば、GBU-39は全天候型のGPS誘導式で、250ポンド(およそ113キログラム)の爆薬を積んだ小直径爆弾(SDB)だという。
画像:Wiki Commons By Master Sgt. Lance Cheung, Public Domain
航空機にたくさん搭載できる

また、「小型で航空機にたくさん搭載できるため、1回の出撃で複数の標的を仕留めることができる」とのこと。
ソ連時代のプラットフォームを改造するウクライナ軍

一方、「Defense Express」いわく、7月初旬に行われた空爆にGBU-39が使用されていたことは、ウクライナ軍がソ連時代のプラットフォームを米国製兵器に適合させたこと示すほか、ドローンや偵察部隊からのリアルタイム情報が戦闘に活用される様子を窺うこともできる。
偵察用ドローンと爆撃機の組み合わせ

同サイトはさらに、「ウクライナ軍の現代的な作戦において、爆撃機と偵察用ドローンの組み合わせは欠かせないものとなっている」とした。ウクライナ軍は相次いで空爆を成功させていることから、この見解は正しいと言えるだろう。
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