【桜至郎の競馬こばなし 縦〝桜〟無尽】ノーザンファーム天栄に初潜入 真夏日に900メートルの屋外坂路に挑戦!

福島県・ノーザンファーム天栄

先日、僚誌・週刊ギャロップ、サンスポZBAT!の企画のため、福島県にあるノーザンファーム天栄に行ってきました。

日本トップの生産牧場である北海道安平町のノーザンファーム。同ファームの育成施設として東の拠点となっているのが、このノーザンファーム天栄です。2011年に開場し、2018年の三冠牝馬アーモンドアイ、国内外でGⅠ6勝のイクイノックスなど、今までに数多くのGⅠ馬を誕生させてきました。今回、ノーザンファーム天栄の目玉といってもいいトレーニング施設の屋外坂路コース(全長900メートル、高低差36メートル)を特別に走らせていただくことになりました。

ノーザンファーム天栄の坂路。スタートして最初の直線は、走ってもまだ余裕を感じられる

灼熱(しゃくねつ)の真夏日。出走人数は2人(他社の先輩と一緒に走りました)。坂路コースのスタート地点までの間にゆっくりと体をほぐして、いざスタートしました。最初は体感200メートルほど(?)の直線をゆっくり進み、ここまでは意外と坂もなだらかなので疲れませんでした。「おや、いけるかも?」と思い、併せた先輩記者を置いて気分よく走っていると、コーナーを回った途端、どこまでも続くかのような急坂が待っていました。暑さと日頃の運動不足の影響で、今にも倒れそうになくらいバテバテの状態でしたが、なんとか歩くことなく走破。あとで確認すると、7分ほどかかっていました。この坂を楽々と(1ハロン)15秒―15秒で駆け上がっていくサラブレッド。甘く見ていたわけではないですが、改めて恐れ入りました。

コーナーを回ると待ち構えるゴールまでどこまでも続きそうな急坂

現在、ノーザンファーム天栄は12厩舎355馬房あるそうですが、敷地を拡大して新厩舎の増設を行っているそう。この地ですくすくと力を育んだ馬たちが、ターフを沸かせる瞬間が待ち遠しいです。(東京サンケイスポーツ・吉田桜至郎)

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ゴール地点から見ると高低差36メートルのすごさがわかる