僅差勝利の筑西・新市長が初登庁 職員にジェンダー平等など呼びかけ

市長室で執務椅子に座る設楽詠美子新市長=2025年4月24日午前9時12分、茨城県筑西市、床並浩一撮影

 茨城県筑西市の設楽詠美子新市長が24日、初登庁した。設楽氏はジェンダー平等や大学誘致など選挙公約の実現に改めて強い意欲を示す一方、「できない理由を考えるよりどうすればできるか考えよう」と職員へ協力を呼びかけた。

「市民の命を守り、子どもたちの夢を支えていこう」と呼びかける設楽詠美子新市長=2025年4月24日午前9時4分、茨城県筑西市、床並浩一撮影

 設楽氏は24日朝、市役所で職員に迎えられた。あいさつでは業務上の問題としてパワハラやセクハラが起きた場合にも触れ、「一人で悩まず、躊躇(ちゅうちょ)せずに報告してほしい。風通しが良く、温かい職場をつくりたい」と話した。

 就任会見では「市民一人ひとりに寄り添い、幸せを実感できる筑西市をつくりたい」と改めて強調。ジェンダー平等をめぐり、男性職員が育休や介護休暇を取得しやすくするなど「モデル的な市にして新しい風を吹かせたい」と述べた。次点で落選した稲川新二氏が掲げた保育園からの英語教育の導入や小島信一氏の主張した開発規制緩和を前向きに検討する考えも示した。(床並浩一)