ヒルノダムール&ダンカークが東京のど真ん中に出没!引退馬支援のイベントでファンサ連発

東京・二子玉川ライズで行われた引退馬支援イベントに登場したヒルノダムール(右)とダンカーク。北海道から都会にやってきた名馬にファンは大興奮だった
2011年の天皇賞・春を優勝したヒルノダムール(18歳)と09年の米GIベルモントSで2着になり、日本で種牡馬になったダンカーク(19歳)が19日、東京・二子玉川ライズで行われた引退競走馬イベント「人と馬をつなぐ」に登場した。
同イベントはビーズソファで知られる企業、Yogiboと引退競走馬牧場を北海道・日高町で営むYogiboヴェルサイユリゾートファーム(VRF)が共同で開催。引退競走馬の余生や支援の取り組みを全国の人々に知ってもらう目的で、同ファームで功労馬として暮らすヒルノダムールとダンカークが北海道から都会のど真ん中にやってきた。

2頭が二子玉川ライズの広場に設置したパドックに姿を現すと、競馬ファンをはじめ会場を訪れていたファミリーやカップルは大興奮。ゆったりした歩様で周回し、カメラのシャッターを切る人々に応えて立ち姿を決めるなど堂々としたオーラで魅了し、約3時間で4000人超が駆けつけた。
2頭は来場者からにんじんをもらって記念撮影するなど大活躍。ダンカークは体がかゆいのか一緒に撮影したファンに体や顔を無邪気にこすりつけるなどユニークな行動で笑いを誘い、ヒルノダムールは顔を撫でさせてあげるなどファンサービスもバッチリだった。
岩﨑崇文社長は「最初、ダムールがちょっと入れ込んだけど、ファンとしっかり交流ができましたし、両馬とも落ち着いていて本当によかったです。子供たちも喜んでくれたし、馬を身近に感じていただけたと思います。今後も続けていきたいですね」とイベントを通じて馬の素晴らしさや引退競走馬の現状を伝える〝会いに行く名馬たち〟に胸を張った。

ヒルノダムールとダンカークは25日に東京・JRA馬事公苑で行われる馬術イベント「Tokyo Equestrian Festival 2025」にも参加。さらにVRFの仲間で朝日杯FS2着馬クリノガウディー(9歳)も馬事公苑に駆けつける予定だ。

繫養馬が増えたVRFでは、新厩舎建設と放牧地整備のため、第一目標額5000万円、最終目標額7000万円でクラウドファンディングを12月28日午後11時まで実施中。集まった資金は引退馬の生活を支援する大切な費用に充てられる。