119年ぶり・史上初・ゴジラ超え…歴史的大活躍の大谷翔平、あすは二刀流「早く帰って寝たい」
【ロサンゼルス=平沢祐】米大リーグのワールドシリーズ(WS、7回戦制)は27日、第3戦が行われ、大谷、山本、佐々木の所属するドジャース(ナ・リーグ)がブルージェイズ(ア・リーグ)に6―5で競り勝ち、2勝1敗とした。延長十八回、フリーマンがサヨナラ本塁打を放った。1番指名打者の大谷は2本のソロ、2本の二塁打で4打数4安打3打点、四つの申告敬遠を含む5四球で、9打席全て出塁。佐々木は八回途中から登板して1回2/3を無失点に抑えた。WSで延長十八回までもつれたのは2018年のドジャース―レッドソックス第3戦以来。試合時間6時間39分はWS史上2番目の長さだった。

3回1死、大谷がソロを放つ(27日)=飯島啓太撮影
第3戦は、2日前に完投したばかりの山本がブルペンで救援の準備を始めたほどの総力戦。延長十八回、ドジャースのフリーマンがサヨナラ本塁打で6時間39分の激闘にけりをつけた。大谷は佐々木を伴って山本のもとへ駆け寄り、抱き合って喜んだ。「勝ったのが全て」。大谷は、間違いなく立役者の一人だった。

18回、フリーマンのサヨナラソロで勝利し、抱き合って喜ぶ佐々木(左)と大谷(27日、米ロサンゼルスで)=飯島啓太撮影
一回に右翼線へ二塁打、三回にWS2号となる右越えソロ本塁打、五回に左中間への適時二塁打ときて、七回に左中間への同点ソロ。WSでの1試合4長打は1906年以来、119年ぶり2人目の記録だ。その後も、4打席連続の申告敬遠で勝負を避けられるなど攻撃の主力を担い、ポストシーズン史上初の1試合9出塁を記録した。

大リーグ・ポストシーズンのトーナメント表
ポストシーズンの通算本塁打数は11本となり、日本人最多だった松井秀喜の10本を上回った。「自分のプレーは後から振り返ればいい。早く帰って寝て、明日に備えたい」。第4戦は、先発マウンドに立つ予定。劇的な一戦の余韻が残る中、勝てばWS連覇に王手がかかる。(帯津智昭)