レッドブル重鎮マルコ博士、カタールGPスプリント予選5番手の角田裕毅の速さに改めて太鼓判「ラスベガスの時点で既にフェルスタッペンに接近していた」

 F1カタールGPのスプリント予選では、レッドブルの角田裕毅が5番手となり、チームメイトのマックス・フェルスタッペンを上回った。

 このパフォーマンスについてレッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコ博士は、「ラスベガスの時から速かった」と語った。

 今季日本GPからレッドブルに昇格した角田。しかし複数回入賞したものの、チームメイトのフェルスタッペンとは大きく差をつけられるレースが続いた。ここ最近ではチームのミスが相次ぎ、速さの片鱗を見せつつも、入賞にも届かないレースが続いている。

 ラスベガスGPで角田は、FP1でフェルスタッペンよりも良いタイムをマーク。しかしウエットコンディションとなった予選では、チームがタイヤの内圧設定を間違えるというありえないミスに見舞われQ1敗退。決勝でもちぐはぐな戦略となってしまい、上位進出は果たせなかった。

 しかし今週末のカタールGPで角田は、スプリント予選では5番手。マシンのパフォーマンスに不満を訴え6番手となったフェルスタッペンを上回った。

 この件について尋ねられたマルコ博士は、角田のスピードは着実に向上していると語った。

「ラスベガスを振り返っても、ユウキは既にマックスにかなり接近していた」

 マルコ博士はmotorsport.comの取材にそう語った。

「しかしタイヤの空気圧を間違えたため、予選Q1で脱落してしまい、週末を台無しにしてしまったんだ。でも彼のスピードは、着実に向上していた」

「もちろん、彼はパフォーマンスを向上させているし、技術面でも積極的に関わっている」

 フェルスタッペンは大逆転でのタイトル獲得を狙っている身だ。そのフェルスタッペンをサポートする上で、角田は絶好のポジションにつけたと言えよう。そして角田自身の将来にとっても、この先のセッションは全て重要になるはずだ。

 レッドブル陣営は、まもなく来季のレッドブルの1席、そしてレーシングブルズの2席に収まるドライバーを発表するとしている。

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