【横須賀】母の札幌味噌もやしラーメンが教えてくれた、家族の絆と"19"の奇跡「行くべぇ」

【横須賀】母の札幌味噌もやしラーメンが教えてくれた、家族の絆と“19”の奇跡「行くべぇ」

横須賀・野比の人気ジンギスカン店「楽食酒場ジンギスカン行くべぇ」。

店主の地元・北海道から仕入れるラム肉をはじめ、地元の味を味わえるお店として人気です。

母の味を受け継いだ札幌味噌もやしラーメンと、家族の絆から生まれたラッキーナンバー“19”とは⁉︎  北海道豊富町の記憶がここ野比に息づいています。

北海道の本場の味「札幌味噌もやしラーメン」

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楽食酒場 ジンギスカン「行くべぇ」ではラーメンも人気です。

北海道づくしの「行くべぇ」に来たらぜひ食べたいのが、「札幌味噌もやしラーメン」(990円)です。厚切りチャーシュー、旨みのあるスープ、厳選されたちぢれ麺。自家製の黒マー油(焦がしニンニク)をかければ、グッとパンチが効いてきます。それは居酒屋レベルを超えていると評判なのです。

じつはこの「札幌味噌もやしラーメン」こそ、店長の高橋克弥さんの渾身の一品なのです。

そのはじまりは高橋さんのご出身である北海道豊富町から。

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そして、北海道といえば忘れてはいけない「ザンギ」(750円)。

唐揚げとは違う鶏肉料理ですが、味付けの手法などの定義は「意外と定まっていない気がしますね。自分たちが幼少期から食べていた味を再現しているので、『コレが正解』というのが無いんです。だけど唐揚げとは明らかに違うという(笑)」

一切れが大きく、一口噛むと柔らかさと生姜の効いた衣が食欲をさらにそそります。

「ごはんセットと注文して定食で食べていくお客様も多いですよ」とのこと。ジンギスカンの他にラーメンやザンギといった北海道を味わいつくすために何度も通う楽しさがあります。

記憶をたよりに母の味を受け継ぐ

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北海道豊富町は稚内市の南に位置する人口3500人ほどの街で酪農と温泉で知られています。

高橋さんのご実家は今は亡きご両親が「スナックラーメン美松」というお店を経営していらっしゃいました。

そこで人気だったのが、お母様がお作りになっていた「札幌味噌もやしラーメン」。

「あの味を引き継いで野比でも出そうと思ったんです。そこで母が元気なときにレシピを聞いたんですけど、なにかに書き留めているわけもなく、すべて口頭なんですよ(笑)。必死にメモをして、自分なりに解釈しました」

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試行錯誤をすること数年。お母様が亡くなったのち完成しました。

「姉に試食してもらいました。姉も母の「札幌味噌もやしラーメン」が大好きでした。彼女が一番、味を知っています。どうかな、と顔を覗いたら『お母さんの味だ』って号泣しているんですよ。うれしかったなあ」

「味が引き継がれているかどうかなんて、僕と姉しかわからないんですけどね(笑)」と高橋さんは誇らしげな表情を浮かべていました。

そして店内には美松の看板が飾られています。

“19”は家族のラッキーナンバー──お得な「行くべぇ」の日

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店内に貼られた「大感謝祭」のポスターには「毎月19日は行くべぇの日」、「年に一度3/19は得行くべぇの日」とあります。

とにかく19日はお安くジンギスカンが楽しめるようですが、なぜ19日?

「19はもちろん行くべぇの「いく」を19とした語呂合わせなんですけど、それだけではないんですよ」と店長の高橋さん。

「僕の誕生日が1月9日で、1と9でしょ? 高校生の息子と次女の誕生日が19日生まれなんです」と偶然が重なっています。

「私の誕生日が6月3日で、合計したら9だしね」と奥様の香織さん。

「そうなんです。19は我が家のラッキーナンバーにしようと思いついたんです。だから毎月19日は行くべぇの日にしました」

北海道豊富町から、神奈川県横須賀市野比へ、連綿とつづく家族のかたちがここにはありました。

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取材日 2025/9/16

※掲載されている商品、価格、情報は取材時点のものであり、変更される場合がありますのでご了承ください。

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