【F1】「プロ意識に欠け、無礼だ」フェルスタッペンの表彰式での“異様な振る舞い”に元スチュワードが苦言 「時には敗北に対しても寛大でなければ」

【F1】「プロ意識に欠け、無礼だ」フェルスタッペンの表彰式での“異様な振る舞い”に元スチュワードが苦言 「時には敗北に対しても寛大でなければ」
F1レッドブルのマックス・フェルスタッペンが現地4月20日のサウジアラビアGPの表彰式で見せた振る舞いについて、元F1ドライバーで昨季までFIAのスチュワードを務めていたジョニー・ハーバート氏が苦言を呈した。
同グランプリでポールポジションを獲得したフェルスタッペンは、2番グリッドから好スタートを切ったオスカー・ピアストリ(マクラーレン)とサイド・バイ・サイドでターン1へ進入。接触を避ける形でランオフエリアに飛び出したフェルスタッペンは、ショートカットしながらそのままピアストリの前でコースに復帰した。
この行動に対してスチュワードから5秒ペナルティが課されたフェルスタッペンは最終的にピアストリに勝利を譲る結果に。レース後にペナルティについて問われた際はその件には触れず、ファンへの感謝や次戦マイアミGPへの意気込みを伝えて一方的にインタビューを終えたほか、表彰式前のクールダウンルームではピアストリと3位のシャルル・ルクレール(フェラーリ)がレースを振り返るなかでほとんど会話に入らないなど、明らかに通常とは異なる態度を示していた。
そして英メディア『The Independent』によると、ハーバート氏はフェルスタッペンが表彰式でシャンパンファイトに加わらず、一人でシャンパンを飲む姿を「プロ意識に欠け、無礼だ」と断じ、「時には敗北に対しても寛大でなければならない」と王者の振る舞いを非難した。
さらにハーバート氏は今回のペナルティに関してはフェルスタッペンに非があるとし、コーナー進入時にフェルスタッペンが先行していたとのチームの主張に対しては以下のように反論した。
「あれは明確なペナルティだった。なぜなら、特にあのようなタイトなコーナーに入る時は、内側の縁石の頂点(エイペックス)に近くなければならないからだ。フェルスタッペンは2メートルほど離れていた。(ペナルティに)反対する人たちは、おそらくレーシングカーに乗ったことがないし、ましてやF1マシンにも乗ったことなどないのだろう」
不機嫌な態度を出していたフェルスタッペンだったが、クルマを降りた直後にピアストリに握手をしており、シャンパンファイトの時にもピアストリとマクラーレンのチームスタッフとボトルを合わせて勝利を称えていた。
構成●THE DIGEST編集部