毎日1杯飲むだけ!寒い季節に頼れる“体を整える飲み物”とは?管理栄養士が解説
緑茶で防御力をやさしく整える

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緑茶に含まれるカテキンには、季節の不調に影響しやすい「粘膜のコンディション」を整える働きがあることが知られています。
また、緑茶を習慣的に飲む人では風邪をひきにくい傾向も報告されており、乾燥が気になる季節こそ朝の1杯に取り入れたい飲み物です。
取り入れ方(タイミング)
・朝の1杯は、喉の乾燥ケアに役立ちます。
・仕事前や休憩時など、毎日の行動とセットにすると習慣化しやすくなります。
・夕方以降は、カフェインが控えめの“番茶”に切り替えると安心です。
番茶は煎茶の約半分ほどのカフェイン量とされ、夜でも気兼ねなく飲めるやさしいお茶です。夜のお供に緑茶を続けたい方にも向いています。
ジンジャードリンクで「内側から温める力」を整える

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ショウガは体を内側からじんわり温める食材として親しまれており、冷えによって免疫がゆらぎやすくなる季節には特に心強い存在です。
毎日少しでも温める習慣を持つことで、体調が整いやすくなります。
日中に向いている:ジンジャーティー(紅茶+ショウガ)
紅茶の香りとショウガの温かさが広がり、気分転換にもぴったりで、冷えを感じたときのドリンクとして取り入れやすい一杯です。
【ジンジャーティーの作り方】
1)カップにティーバッグ(または茶葉)を入れる
2)ショウガを薄切り2〜3枚、または少量すりおろして加える
3)熱湯150〜180mlを注ぐ
4)3〜5分ほど蒸らし、紅茶とショウガの香りを引き出す
お好みではちみつを少量加えると、やさしい甘さで飲みやすくなります。
※紅茶由来のカフェインを含むため、夕方以降は控えると安心です。
夕方〜夜に向いている:生姜湯(ショウガ+お湯+はちみつ)
生姜湯はカフェインゼロのため、夜でも安心して飲めます。
1日の終わりに、冷えた体を内側からじんわり温めてくれるので、心地よい眠りにもつながりやすくなりますよ。
【生姜湯の作り方】
1)ショウガを薄切り2〜3枚、または少量すりおろす
2)カップに入れ、熱湯150〜180mlを注ぐ
3)3〜5分おいて香りを抽出しはちみつを少量加える
※胃が弱い方は空腹時を避けると安心です。
※皮には香り成分が多く残るため、気にならなければ「薄くこそげ取る程度」にすると風味がよくなります。
今日から取り入れたい小さな習慣

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これらの飲み物は、毎日の暮らしに無理なく取り入れられる「温かいケア」です。体を気遣う小さな選択が、風邪に負けにくい強さを少しずつ育て、自分自身を大切にする時間にもつながります。
日々のセルフケアとして緑茶とショウガドリンクを取り入れてみてはいかがでしょうか。
【参考文献】
・Tokunaga S, et al. Green tea consumption and the incidence of influenza infection in Japanese workers: a prospective cohort study. Nutrients. 2022.
・農林水産省「生姜の温め作用に関する解説」
・文部科学省『日本食品標準成分表2020年版(八訂)』茶類のカフェイン量
國吉容梨子
管理栄養士。病院、保育園、行政での勤務を通して現場経験を重ねる中で、忙しさの中で自分の健康や心の余裕が後回しになっていることに気づき、働き方を見直すように。自分自身の暮らしも大切にしながら、誰かの役に立てる形を探し、現在はフリーランスとして活動中。3児の母としての実生活での気づきを活かしながら、特定保健指導や乳幼児健診での栄養相談、商品監修、コラム執筆など幅広く行っている。暮らしに根ざした視点で、“ちょうどいい栄養”を提案している。小さな工夫で、体も心もラクになる。そんな栄養のヒントを届けている。