実は食事も関係する。「幸せホルモン」のために見直したい食習慣3選|管理栄養士が解説
そもそも幸せホルモンとは?
幸せホルモンとも呼ばれる「セロトニン」は、気分の安定・ストレスへの強さ・睡眠の質などに深く関わる神経伝達物質です。 「なんとなく落ち込む」「イライラしやすい」「寝つきが悪い」などの不調が続くときは、このセロトニン不足が背景にあることも少なくありません。 そしてこのセロトニンは、食事から得られる栄養素や食べ方のリズムに大きく影響を受けます。
つまり、毎日の食習慣を整えることが、心の安定にもつながるのです。

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幸せホルモンを下げるNG食習慣
「え、これも?」と思うような何気ない食べ方が、じつはセロトニンを下げる原因になっていることがあります。 知らず知らずのうちにやってしまいがちなNG習慣をチェックしていきましょう。
朝食を抜く
朝食を抜くと、セロトニンを作るスイッチが入らず、一日中気分が安定しにくくなります。 セロトニンは「朝の光+咀嚼」で活性化し、さらに材料となるトリプトファン(たんぱく質に多く含まれる)も必要です。 そのため、朝に何も食べない状態が続くと、心のエンジンがかかりにくくなります。
とはいえ、しっかりした朝食でなくても大丈夫。バナナとヨーグルトなど、まずはできる範囲から始めてみましょう。
糖質だけの食事が続く
おにぎりだけ、パンだけ、麺だけ…といった単品食べは、血糖値が乱れやすく、気分の上下が激しくなる原因になります。 さらに、セロトニンの材料であるトリプトファンは肉・魚・卵・乳製品・大豆製品などのたんぱく質に多く含まれるため、主食だけの食事が続くと材料不足になりやすいです。
主食に卵、納豆、豆腐、チーズ、ツナなどを少し添えるだけでも材料がそろい、気分の安定につながります。 主食だけの食事を避けることが、じつはとても大きな一歩につながるのです。

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カフェインや甘い飲み物の摂りすぎ
眠気覚ましや気分転換のつもりでコーヒーや甘い飲み物を摂りすぎると、血糖値や自律神経が乱れ、セロトニンの働きが低下します。 疲れたから甘いもの、眠いからカフェインといったループは、心の疲れをさらに深めることも。
普段の水分補給は水や麦茶などノンカフェインの飲み物にして、カフェインは1日の回数を決め、甘い飲み物はごほうび扱いにしましょう。

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幸せホルモンを味方にする食習慣で、毎日をもっと心地よくしましょう
幸せホルモンであるセロトニンは、私たちの気分や睡眠を支える大切なホルモンです。 その働きは、毎日の食べ方に影響を受けています。
だからこそ、無理のない範囲で食習慣を整えることが、心の安定にもつながります。 今日からできる小さな一歩で、心のコンディションを整えていきましょう。
haya
管理栄養士・米粉おやつマイスターなどの食に関する資格を持ち、これまで主に保育園で調理や献立作成業務に従事してきました。その後はフリーランスとなり、現在は栄養に関するWebライティングやレシピ作成、栄養指導などのお仕事を中心に活動中です。最近では、子どもから大人まで役立つ食の情報発信にも取り組んでいます。