21日~25日は今季最強・最長寒波で何が起こる? 大雪など警戒ポイントと対策は

明日21日(水)は日本列島に今季これまでで一番強い寒気が流れこみ、25日(日)にかけて長く居座る予想です。日本海側は平地も含めて大雪となり、普段、雪の少ない太平洋側でも雪の積もる所があるでしょう。車の立ち往生など交通障害のおそれがあります。また、冷え込みが強く、内陸部を中心に水道の凍結などに注意が必要です。今回の寒波のポイントや対策をまとめました。

21日~25日は今季最強・最長寒波で何が起こる? 大雪など警戒ポイントと対策は

●今シーズン最強・最長寒波 雪や寒さの影響が長く続くおそれ

今シーズン最強・最長寒波 雪や寒さの影響が長く続くおそれ

明日21日(水)、日本付近は強い冬型の気圧配置となり、各地に今季これまでで一番強い寒気が流れこむでしょう。平地で雪の降る目安となる寒気は上空1500メートル付近でマイナス6℃ですが、今回はこれよりさらに強い寒気が本州付近を広く覆う予想です。

今回の寒波は「最強」というだけだなく、「長く続く」というのも特徴です。強い寒気が強弱をつけて、25日(日)にかけて長く居座ります。これだけ寒気の影響が続くのは今季最長です。このため大雪や暴風、寒さも長い期間、続くでしょう。

●最強・最長寒波で何が起こる? 北陸は24時間で130センチの降雪も

最強・最長寒波で何が起こる? 北陸は24時間で130センチの降雪も

今季最強・最長寒波がもたらす具体的な現象は以下の通りです。

日本海側を中心に、山地だけでなく平地でも積雪量がかなり多くなるでしょう。普段、雪の少ない太平洋側でも積雪や大雪となる所がありそうです。また、北陸から山陰はJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)により、短い時間に雪の降り方が強まるおそれがあります。

予想される24時間降雪量は、21日18時~22日18時に東北と北陸が100センチ、22日18時~23日18時に北陸で130センチとなっています。24時間で100センチ以上の降雪は、雪の多い地方でもかなりの量で、交通機関や生活への大きな影響が懸念されます。

道路ではスリップ事故の多発や、立ち往生の発生、倒木による通行止めなどが考えられます。不要不急の外出は控え、やむを得ない場合は冬用タイヤやチェーンを装着し、スコップや簡易トイレなど万が一の備えを万全にしてください。なお、道路は予防的に通行止めを行うことがあります。最新の道路情報を確認し、迂回などルートの見直しも検討しましょう。

雪だけでなく、全国的に風の強い状態が続きます。ふぶきで見通しの悪くなる所もあるでしょう。航空機や船舶の欠航、列車やバスなど公共交通機関の運休や遅延にもお気をつけください。

●停電や水道凍結のリスクも

停電や水道凍結のリスクも

風雪や大雪、低温によって、普段、雪の少ないエリアや雪の降らないエリアも以下のようなリスクがあります。

(1)停電(倒木や雪の重みで電線が切れることで発生する恐れがあります。)

停電に備えて、懐中電灯や防寒着、毛布などを準備しておくと良いでしょう。

また、電源を確保するため、モバイルバッテリーも用意しておくと安心です。

(2)水道凍結(最低気温がマイナス4℃以下になる時や真冬日が続いた時に凍結する可能性があります。)

事前に、水道管の中から、水を抜いておきましょう。また、屋外で、むき出しになっている水道管やメーターは、発泡スチロールなどの保温材を使って、専用テープでしっかりと巻き、保温しておいてください。

(3)商品の品薄(交通網マヒによる物流遅延により発生する可能性があります。)

事前に食料品は少し多めに買い、暖房用の燃料も少し多めに確保すると安心です。