美智子さまでも天皇陛下でもない…愛子さまが公務の際にお手本にした「女性皇族」との深い絆
増える愛子さまファンの女性たち
皇族数の減少対策と、将来の安定した皇位継承に向けて、高市早苗政権は皇室典範改正に向けた本格的な議論を始めている。

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現在、進められている案は2つ。「女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する」案と、「旧宮家の男系男子を養子に迎える」案を軸に協議が続く。2026年6月8日の全体会議では衆参両院の正副議長が合意した皇族数確保策に関する取りまとめ案が各党に示される見通しだ。
だが、この議論では多くの国民が注目する「愛子天皇」の実現については、対象から外されている。
「女性皇族が結婚後も皇族と残られる案が成立すれば、愛子さまはご結婚後も皇籍を離れずにすみます。しかし、皇位を継承できるのは『男系男子』に限られているため、根本的な部分の改正がなされない限り、愛子さまが天皇に即位することはありません」(皇室ジャーナリスト)
皇室を追い続けてきた70代の女性によると、最近の皇室人気には「ある変化」がみられるという。
「ここ数年、愛子さまのファンが増えているのです。基本的に、男性ファンの多い佳子さまに比べ、愛子さまは女性のファンが多い。これまでは私たちのような中高年世代が多かったのですが、最近では愛子さまと同年代の女性たちも増えている印象を受けます」(皇室ファンの女性)
この女性は皇太子・皇太子妃時代から天皇ご一家を追い続けているが、最近では特に愛子さまに注目しているそうだ。
「愛子さまがいらっしゃるだけで、その場がパッと華やぎます。笑顔がキラキラしていて、お見掛けした方はみんなとりこになってしまいます。生まれたときから見てきた愛子さまが立派になられたことが感慨深いです。
また、天皇ご一家がいらっしゃる場にも多くの方が集まりますね。かつて美智子さまに憧れを抱いた女性が多かったように、皇后さまファンの女性も増えておられているんです。
私たち皇室ファンの多くはご一家のことを敬愛しているんです」(前出・皇室ファンの女性)
天皇ご一家の絶妙な連携プレー
ご一家がいらっしゃるだけで、その場は自然とあたたかな空気に包まれる――単なるカリスマ性だけではない、ご一家のお人柄が表れているという。皇太子時代から天皇ご一家の取材を続けている皇室ジャーナリストが明かすご家族のエピソードからは、親子の深い絆と絶妙な連携プレーが垣間見える。

2026年の天皇誕生日に撮影された写真(宮内庁提供)
「ご一家がご一緒にお出ましになられたときのことです。集まった方々とお話をされていたんですが、陛下が振られた話題を雅子さまと愛子さまが絶妙なフォローをいれてさらに場を盛り上げ、最後は愛子さまがオチを付けて締めくくる、という場面がよく見られます。陛下も雅子さまもとてもユーモラスな方ですが、愛子さまも負けていません。
お話の最後にオチをつけて周囲の笑いを誘い、場を和ませてくださるのです」
前出の皇室ジャーナリストは「これは愛子さまをはじめとした皇族方の細やかな気遣い」と話す。
「ご訪問先の方々は大変緊張されていますが、ご一家がその緊張を優しくほぐしてくださるため、いつも穏やかな空気に包まれます。特にそうした気遣いに長けていらっしゃるのが愛子さまです」(前出・皇室ジャーナリスト)
愛子さまが本格的にご公務に臨まれるようになって3年が経った。
単独での公務も増え、昨年は初の海外訪問もされた。ようやく慣れてこられた愛子さまだが、公務を行う上では、「ある先輩皇族」をロールモデルとしてきたとされる。
紀子さまは美智子さまをお手本に
「雅子さまです。愛子さまの公務でのふるまい、動き方が雅子さまと本当に似ています。特にお話の仕方や笑い方などの所作はそっくりです。
もちろん愛子さまの本来の天真爛漫な性格もあるのでしょうが、雅子さまのご公務の映像などを熱心に見返して勉強しておられることが垣間見えます。
“この場ではどう動くべきか”“どう振る舞うべきか”という公務での動き方、女性皇族としての理想的な佇まいを、一番近くにいる雅子さまから学ばれているのでしょう」(同前)

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皇族方が公務にあたられる際は、目上の方をロールモデルにすることが一種の慣習とされてきた。なかでも有名なのは紀子さまだろう。
「紀子さまは美智子さまをロールモデルとされていますが、美智子さまを意識するあまり、常に完璧な振る舞いを追求されてきました。一方、その厳格さから『型どおりにやりすぎている』と指摘されることもありました。
それは紀子さまの真面目さゆえ、『美智子さまに恥じないようにしっかりやらなければ』という強いお気持ちがあるからでしょう。
雅子さまは特定の方をロールモデルにされているわけではありませんが、紀子さまと比べて、自然体で振る舞われていらっしゃいます。ただし、厳粛な儀式で厳かに引き締まった表情をされているときや、緊張している瞬間なども素直に伝わってきます。
愛子さまはそうした『人間味ある自然な振る舞い』を良く学ばれているのです」(同前)
幼少期から雅子さまを気遣う愛子さま
これは、愛子さまが母親としてだけではなく、皇后陛下として、女性皇族の先輩としても雅子さまのことを深く尊敬しているからこそできることだという。「そうした動きが自然と身についてきている」と前出の皇室ジャーナリストは語る。

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また、愛子さまはご公務先で集まった人々ばかりではなく、両陛下に対しても常に目を向けているという。元宮内庁関係者は、雅子さまと愛子さまの関係を「盟友や同志のような間柄」とも表現する。
「愛子さまは当然、陛下のことも尊敬しておられ、仲の良い父娘ですが、雅子さまとはそれ以上の結びつきを感じます。一般家庭でも母娘の絆は父親とのそれより強くなる傾向があります。ですが雅子さまと愛子さまの場合、その絆は格段に深いものです」(元宮内庁関係者)
その絆は愛子さまが幼いころから培われてきたという。
「まだ愛子さまが幼いころ、佳子さまや秋篠宮家長女の小室眞子さんらと同じようにアイススケートを習っていた時期がありました。
ある日、練習に付き添っていた雅子さまの具合が悪くなってしまったことがあったそうです。すると、練習中だった愛子さまは、すぐさま駆け寄り、『大丈夫?」と雅子さまを気遣っていらっしゃった。幼いころより、お母さまの体調を察して心配する優しさを持っていらっしゃることに感銘を受けました」(前出・元宮内庁関係者)
これには雅子さまの長年の闘病経験が大きく関係しているという。雅子さまは2004年に適応障害の診断を受け、療養に入られた。当時・愛子さまはまだ2歳。幼いころから、病と向き合い療養生活を続ける母親と懸命に支える父親の姿を見ながら成長された。
「そのため愛子さまはご両親への深い尊敬や相手を労わる思いが育まれてきたのです」(同前)
愛子さまを守る雅子さまの覚悟
一方の雅子さまも、体調が芳しくなくても愛子さんの体調が悪いときはそばを離れず寄り添い、どんなに多忙であっても娘の話に耳を傾けてこられたという。

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前出の皇室ジャーナリストは雅子さまの行動からは「ある覚悟が見られた」と振り返る。
「愛子さまが小学校低学年のころ、不登校になったときのことです。この時、雅子さまは毎日ご一緒に登下校をされたり、学校に待機したり、校外学習にまで付き添われたりしました。
世間からは『過保護ではないか』などとの批判の声もありましたが、雅子さまは愛子さまに寄り添い続けた。ご自身の体調も万全ではありませんでしたが、『不安を覚える娘を支えたい』という母親としての強い覚悟があったのでしょう」(前出・皇室ジャーナリスト)
覚悟を決め、愛情を注いでいるからこそ、ときに厳しく愛子さまに諭されることもあったという。
愛子さまが中学3年生になられたころだ。当時、「激ヤセ」された姿が報じられ、多くの国民が心配を寄せていた。
「このときは、『痩せたい』という思春期特有の事情があったそうです。ですが、加減が分からなくなるのは10代の女性には珍しいことではない。急激に体重が落ちてしまったことで体調を崩し、登校できない日々が続いていました。
この当時の愛子さまはご一家で食卓を囲んでも、ほとんど食事をしていなかったそうです」(前出・元宮内庁関係者)
雅子さまは愛子さまに対し、「せめて野菜だけでも食べなさい』と、厳しく諭す場面もあったという。
「その後、愛子さまは徐々に食事を摂れるようになり、健康状態も回復していきました。雅子さまは優しさばかりではなく、母親としての厳しい一面もあるのです。特に健康についてはことさらにご心配をされている。ご自身も不調を抱えていらっしゃいますから、健康の大切さは人一倍気にしていらっしゃるようなのです」(同前)
健康の大切さを誰よりも知っている雅子さまだからこその思いもあったのかもしれない。ご一家は皇太子・皇太子妃時代に世間から心無いバッシングを受けることも少なくなかった。だが、数々の苦難を助け合い、乗り越えてきたからこそ、家族の絆は強固なものになったという。
愛子さまが悠仁さまを気遣う場面も
「愛子さまはそんなご両親のことを尊敬されており、最近では成年皇族としての思いも一層強まっていらっしゃるように見られます。両陛下だけが参加して、愛子さまは特別同席しなくてもいいご公務でも、愛子さまご自身から『一緒に行きたい』と申し出られることもあるそうです。そこには、単なる娘という立場を超え、成年皇族の一員として『両陛下を支えていく』という強い決意が込められているのではないでしょうか」(前出・皇室ジャーナリスト)

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昨年、愛子さまは両陛下と共に沖縄県や長崎県などに慰霊の旅に同行された。2026年3月には福島県を訪れ、言葉を交わされたことも記憶に新しい。
「成年皇族としてご公務を開始されて以来、能登半島地震の被災地にも足を運ばれています。大学卒業後に日本赤十字社への就職を希望されたのも、皇室の『国民の役に立ちたい』という純粋な願いからでしょう。また、ご家庭では保護犬、保護猫を家族として迎え、大切に育てられています。そうした飾らないやさしさが多くの方々に響くのです」(同前)
2026年5月27日に国賓として来日したフィリピンのマルコス大統領夫妻を歓迎する宮中晩さん会では、初めて出席する秋篠宮家長男・悠仁さまのお隣に愛子さまが座られた。晩さん会中、お二人が談笑し、笑い合う様子も見られた。そこには悠仁さまの緊張を和らげようとする愛子さまなりの気遣いもあったはずだ。
愛子さまの優しさがこれからの天皇家を、そして日本中を温かく支えていくことだろう。
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