マルケス勝利はおかしいだろ! ザルコ、転倒後のピットインを糾弾「罰則なしはすごく変」

 MotoGP第4戦スペインGPのスプリントレースはドゥカティのマルク・マルケスが勝利したが、その”合法性”にヨハン・ザルコが疑問を示している。

 約1ヵ月ぶりのシーズン再開となったスペインGPは、ポールシッターのマルク・マルケスが転倒したあとに逆転勝利するという大波乱の展開だった。

 スプリントレースは雨によってフラッグトゥフラッグ(バイク乗り換えあり)のレースになったが、マルク・マルケスは雨の影響が強まってきた8周目の最終コーナーで転倒した。彼はすぐにマシンを起こしてコースに戻るとレイン用マシンに乗り換えた。以降はライバルの転倒もあり、マルケスは再びトップ争いに復帰。チームメイトのフランチェスコ・バニャイヤとの一騎打ちを制し、今季2度目のスプリント勝利を果たした。

 だがこのマルケスの勝利に疑問の声が挙がっている。その理由はマルケスが転倒した後、通常のルートではなく、ターン13と芝生を横切ってピットレーンに入ってマシンを交換したからだ。

 その点を疑問視し、「マルケスが勝つべきではなかった」と語っているのがヨハン・ザルコ(LCR)だ。なおレースディレクションはこの件に関しては調査対象としていないため、マルケスには特にペナルティなどは科されなかった。

「僕としては、彼がこのレースに勝つべきではなかったと思う。最終コーナーで

クラッシュした時点で、彼はピットインしないことを決めていたはずだからだ」

「つまり、ターン13に彼がいて、そこからピットに戻ったということはコースを逆走したということだ。逆走はしてはならないんだ」

 そうザルコはCanal+に語った。なおマルケスが調査対象にならなかった理由は、コースを逆走ではなく直角に横切ったためだとも考えられる。しかし、いずれにしてもザルコは”お咎めなし”の結果に納得していない。

「ペナルティが無いとしたら、正直に言ってすごく変だ」とザルコは言う。

「マルケスは誰よりもルールを良く理解している、と言う人もいるだろうけど、僕はそうは思わない。彼は運が良かっただけだ」

「僕は彼がレースに勝つべきではなかったと思うけど、スチュワードの決定がどうなるか様子を見てみよう。彼は大きなリスクを冒していた。ああしなければピットインは1周遅くなっていたはずだ」

「もしかすると、それでも他より速かったかもしれないが、勝つことはなかったはずだ。優勝や表彰台に上がるには、1周早くピットに入る必要があった」

「彼の決断はすでに決まっていたはずだ。“次の周に入ろう”とね。それがクラッシュして、“じゃあピットに入る”となった。通常ならこれは認められるべきではないことだ」

With Téha Courbon

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