菅楓華が初メジャーの舞台で学んだこと「ここに来る、来ないでは全然違う」

大舞台でのプレーは2日間に留まったが、「すごく勉強になった」一週間

◇女子メジャー第2戦◇全米女子オープン presented by アライ 2日目(5日)◇リビエラCC (カリフォルニア州)◇6699yd(パー71)

菅楓華のキャリア初のメジャー挑戦は、カットラインに1打届かず幕を下ろした。3月23日時点の世界ランキング75位以内の資格で臨み、通算5オーバーの69位。「結果が良くても、悪くても。自分のためになる一週間にしたいと思っていたので、そこに関しては特に今日は色んなチャレンジができたと思う。勉強して帰れる」と、決勝進出まであと一歩に迫った36ホールを前向きに総括した。

国内ツアーでは平均パット数でトップの技術が光った

4オーバー104位からの巻き返しを期して午前7時51分にティオフした2日目は、4バーディ、5ボギーの「72」でプレー。前半は出だし1番(パー5)でバーディを先行させたほか、4番(パー3/202yd)は3UTでベタピンのバーディ、続く5番では「得意」というフックラインだった9m弱をカップに沈め切ってスコアを伸ばした。主戦場の国内ツアーにおいて、平均パット数(パーオンホール)「1.7236」でトップを誇る技術を駆使し、ターンした10番でもバーディを奪取。しかし、「今日は伸ばせるところまで伸ばそう」と勢いに乗ったところで流れの雲行きが怪しくなる。

大舞台だからこそ、開幕前に練習をしすぎた傾向も

12番で2打目をバンカーに入れ、13m弱のパーパットを残してボギーをたたくと、14番、16番とともにパー3でボギー。さらに最終18番では3オン2パットのボギーを喫した。「初めてで不安なところもあったのが、自信を持って打てていなかった部分かなって。いろんな選手と回ってみて思った。上手く自分のプレーができなかった」。パーオン率は2日間を通じて50%(18/36)にとどまり、得意なショットでスコアメークしきれなかった悔しさを募らせた。

心理的なものから自信もって振れなかったショットがある

今回は大会前週の国内ツアーの試合をスキップして早めに渡米し、日曜日から練習ラウンドを開始した。「ここの環境が良すぎて、(練習を)やりすぎちゃったっていうのはある。やっぱり体力勝負。4日間戦うためにはそういうところも少し考えないと最後に体力で負けちゃうのもある」。初挑戦で生まれた反省は、次なる機会に向けての糧となる。「ここに来ると、来ないでは全然違った。すごく勉強になった」とも言った。次戦は11日開幕の「宮里藍 サントリーレディスオープン」(兵庫・六甲国際ゴルフ倶楽部)。大舞台で得た課題と収穫を胸に、21歳は一歩ずつ成長のステップを踏む。(カリフォルニア州パシフィックパリセーズ/石井操)