男性のワークウェアで流行中のトレンド5つ&もう流行っていない4つ

オフィススタイルのトレンドは移り変わりが激しく、流行に付いていくのも難しい。そこで、デザイナーやスタイリストにアドバイスを求めた。
- 男性のオフィススタイルの現在のトレンドをファッションデザイナーやスタイリストに尋ねた。
- その時代を超えた魅力と多様性から、今ミニマルなデザインが流行しているとファッション業界の専門家たちは話している。
- 2010年代に流行した超スリムなパンツスタイルは、今はゆったりしたシルエットのワイドパンツに取って代わられている。
オフィスに行く身支度をしながら、クローゼットの前でぼんやり立ち尽くしたことがあるのは、あなただけではない。
仕事に行くときの服装は難しいものだ。洗練された印象を与えたいし、心地よさも手放したくない。そのバランスを完璧にしようとするほど悩ましい気持ちは増していく。
幸いなことに、今のオフィススタイルのトレンドはその両方を叶えてくれる。
何が今時っぽく、何がもう古くなっているのか。それを見極るために、Business Insiderはデザイナーやスタイリストたちに男性のオフィススタイルのトレンドを尋ねた。以下がその答えである。
レザーのローファーはオフィススタイルの定番

ローファーはカジュアルにもフォーマルにもいい。
ファッションブランド、ダナ・バンディ(Dana Bandi)の創業者でデザイナーのダナ・バンディによると、レザー製のローファーはカジュアルからフォーマルまで幅広く対応できる汎用性があり、シーンを問わず履きこなせるのが魅力だという。
「特にベルギー製のローファーは、流れるようなシルエットと洗練された印象を兼ね備えており、パンデミック後に職場の雰囲気がカジュアルになってきた今、ビジネスカジュアルな装いによく合うとされている」と、レイ・オールデイ・パーソナル・スタイリング(Ley All Day Personal Styling)の創業者でスタイリストのレタム・「レイ」・デュソン(Letam "Ley" Duson)も話している。
スタイリストのデュソンは、この靴にはボタンダウンシャツとジーンズ、またはタートルネックとスラックスを合わせ、 エフォートレス(力を入れずにこなれた)なオフィススタイルにトライすることを勧めている。
単色のコーディネートが流行中

単色のコーディネートスタイルは、着こなしにさりげない遊び心を添えてくれる。
ラグジュアリーファッションブランド、ジョナサン・マーク・スタイン・アトリエ(JONATHAN MARC STEIN Atelier)の創業者でファッションデザイナーのジョナサン・マーク・スタイン(Jonathan Marc Stein)によると、単色使いの服装は、その洗練された現代的な美学で職場のスタイルを席巻しているという。
このスタイルを実現するためには、トップスとボトムスを同じ色味にして、色の濃度を変えてコーディネートすることを彼は勧めている。
バンディは、例えばダークグレーのウール素材で作られたプリーツ入りパンツに、より軽いグレーのニットを合わせるなど、シンプルなスタイルから始め、微細なテクスチャーを加えていくことを提案している。肌寒い日にはグレーのピーコートを重ね、統一感と洗練された仕上がりにするといい。
ミニマルなデザインが人気

シンプルなものが一番いいときもある。
単色使いのトレンドに合わせて、控えめなデザインも増えており、コーディネートで主張しすぎることなく洗練された印象を与える方法として注目されている。
「ニュートラルカラーとミニマルなデザインを選んでほしい」とスタインはBusiness Insiderに語っている。
「一見ミスマッチでも調和のとれた配色にすることで、従来のスタイリングに新鮮な雰囲気をプラスできる」
シンプルなネクタイや時計、ベルトなど、さりげなく装いを引き立てるアイテムを取り入れてみよう。バンディによると、大きすぎるバックルや過剰なブランドロゴの入った物ではなく、洗練された高品質のベルトは、上品で幅広く使えるために支持を集めているという。
モダンでカッチリしたブレザーが再流行

流行りのブレザーの中には肩パッド入りのものも。
スタインは薄手で軽く作られた生地のブレザーを着る男性が増えることを予想している。そしてそのブレザーは、洗練されたオーダーメード品のような雰囲気があり、肩のパッドが入りってカッチリとした形のものだという。
「これらのブレザーに、ストレートまたはテーラードジーンズを合わせて、洗練されたオフィススタイルを完成させてほしい」
洗練された印象を与えてくれるチェルシーブーツ

さまざまなコーディネートに合うチェルシーブーツ。
スタインはチェルシーブーツを仕事のワードローブに加えることを勧めており、さまざまなコーディネートによく合うとアドバイスしている。
「スーツからジーンズまで、どんな服にも合わせてシックな印象にしてほしい」
どんなスタイルにも合わせやすいため、ブーツの色は黒か茶色を選ぶといいだろう。
タイトなパンツから、ゆったり快適なパンツへ

一部のスタイリストの間で人気を集めているワイドパンツ。
「2010年代のウルトラスリムパンツトレンドには別れを告げよう」とバンディとスタインは話している。
今はよりリラックスしたパンツ、つまり動きやすく軽量素材を使ったゆったりしたシルエットのパンツに注目が移っている。
スタインは、これらのコンフォータブルなパンツを、体のラインにフィットするように仕立てられたシャツやカッチリしたブレザーと合わせてバランスの取れたコーディネートに仕上げることを勧めている。