【有馬記念】金曜日の陣営

シンエンペラー=12月26日、栗東トレセン

有馬記念の枠順発表から一夜明けた26日、出走馬各陣営は東西のトレセンで思い思いの調整を行った。

<栗東トレセン>

エキサイトバイオは角馬場で体をほぐしてから登坂。今野調教師は「春に比べると馬体に重厚感が出た。小回りで上手に加速できる脚を持っている」と好気配を伝えた。

シンエンペラーはCWコースを半周。「前回より上がっているのは間違いないです。枠で左右されるコースでいい枠を引けたし、それを生かしてほしい」と吉田一助手。

ジャスティンパレスは坂路で軽く脚ならし。またがった泉谷騎手(レースは団野騎手)は「バランス面は今回が一番いいですね。中山で競馬をすることを意識して調整してきました。中山仕様になっています」と自信を示す。

ミュージアムマイルは坂路を1本。高柳大調教師は「内の偶数がほしいと思っていたので、理想的な枠で言い訳できないですね。ゴチャつかず自分の競馬をしてくれれば」と力を込めた。

メイショウタバルは坂路でキャンター。石橋調教師は「割と輸送で減る馬だから、馬体重もこれぐらい(調教後で520キロ)で(いい)。あとはジョッキーに任せます」とうなずいた。

サンライズジパングは軽快に登坂。前川調教師は「リラックスして上がっていました。馬体重もちょうどいいくらいでいけそう」とうなずいた。

シュヴァリエローズは角馬場で運動してから坂路を1本。「体つきはパツンパツンで気配はいい。海外帰りでも仕上がりは問題ない」と清水久調教師。

ダノンデサイルは小気味良いリズムで登坂。「以前より馬は競馬が近いと察するようになっています。冷静にゲートの瞬間まで迎えられれば」と安田調教師。

ミステリーウェイは松本騎手がまたがってCWコースを1周半。鞍上は「ピリピリしてきて競馬に向けてスイッチが入った感じです。(枠は)外めですが、並びは悪くないです。プランはまだ固めていません。頑張ってきます」と語った。

ミュージアムマイル=12月26日、栗東トレセン

マイネルエンペラーは角馬場から活気十分に坂路を1本。「いいですね。長期休養明けの分、早めにトレセンに戻してしっかりやっています。馬体の張り、毛ヅヤはいいです」と清水久調教師。

アドマイヤテラはCWコースを軽やかに駆け抜けた。大江助手は「落ち着いていますが、馬場に出した瞬間、はつらつとした動きをしていた。何も問題なく充実しています」と納得の表情。

エルトンバローズは乗り役と呼吸を合わせて坂路を上がった。山本助手は「しっかりとした脚取りで、バランスよく走れていました。万全な状態に仕上がっています」と満足げだ。

26日のコスモキュランダ=美浦トレセン(撮影・吉田桜至郎)

<美浦トレセン> 

レガレイラは坂路&Bコースで調整。「追い切りであれだけの時計を出せたし、態勢は整ったと思う。体つきも去年より良さそう」と太田助手。

タスティエーラは坂路。「前走と同じくらいの状態で臨める」と堀調教師。

コスモキュランダはゲートで駐立を確認。「状態はこれまでと比べても上」と加藤士調教師。

アラタはWコース。「変わらず順調」と和田勇調教師。