フィギュア男子の世界ランキングは…トップ5に日本勢2人、3大会連続「メダル2個」可能性十分
イタリアで行われているミラノ・コルティナ冬季オリンピックで、フィギュアスケート男子が10日から始まる。日本勢の躍進が期待されるが、世界ランキングはどうなっているのか、そもそも世界ランキングはどう決まるのか、紹介する。(1月25日時点、デジタル編集部)

五輪代表の鍵山優真(中央)と佐藤駿(左)、三浦佳生(昨年12月20日、東京都渋谷区で)=武藤要撮影
1位は無敵のマリニン
今大会前時点での世界ランキングは表の通り。1位は、全6種類の4回転ジャンプを跳ぶ無敵のイリア・マリニン(米)。日本のエースで2大会連続のメダルを目指す鍵山優真(オリエンタルバイオ)が2位につける。3位に昨季の世界選手権で鍵山を上回って銀メダルに輝いたミハイル・シャイドロフ(カザフスタン)が入った。

フィギュア男子の世界ランキング
五輪代表の日本勢も上位に名を連ねている。昨季、今季とグランプリファイナルで3位だった佐藤駿(エームサービス)は5位、1月の四大陸選手権を制した三浦佳生(オリエンタルバイオ)は8位に滑り込んだ。日本男子は、前回北京大会は鍵山が銀、宇野昌磨が銅、2018年平昌大会は羽生結弦が金、宇野が銀と2個ずつメダルを獲得している。ランキングにに加え、今季のシーズンベストでも佐藤は3位、三浦は7位。今大会も複数の日本選手が表彰台に立つことが期待される。
世界ランキングは、どう決まるのか。選手はISU公認の大会に出場すると、最終順位により所定のポイントを得られ、3シーズン分のポイントの合計点でランキングが決まる。ただし、最も古い前々年シーズンの得点は7割に減点されるほか、加算されるのは各シーズン最大5大会などの規定がある。最上位のカテゴリーでは、世界選手権、五輪、欧州選手権、四大陸選手権のうち、最多のポイントのみがカウントされる。

フィギュア男子の今季世界ランキング
マリニン7位、鍵山11位…今季ランキング
世界ランキングにはもう一つ、今季の得点のみを比べる今季世界ランキングもある。こちらは、現時点では、1月の四大陸選手権や欧州選手権に出場しているかどうかで順位が大きく左右されている。1位は、世界ランキング6位のニカ・エガゼ(ジョージア)。欧州選手権を制して大きくポイントを伸ばした。日本勢トップは、四大陸選手権やグランプリシリーズで着実に上位進出を果たした友野一希(第一住建グループ)で4位。7位のマリニンより上位に座る。五輪代表では、三浦が8位、鍵山11位、佐藤14位となっている。
欧州と四大陸選手権の優勝者は840点を得るが、五輪は1200点と得点が大きいこともあり、五輪後には大きく順位が変わるとみられる。