「いつの間に解禁?」マリニンの28年ぶり五輪バックフリップに驚き…個人フリーでも出るか

 ミラノ・コルティナオリンピックは10日(日本時間11日)、フィギュアスケート男子シングルのショートプログラムが行われ、イリア・マリニン(アメリカ)が108・16点で首位発進した。演技中にマリニンが見せた「バックフリップ(後方宙返り)」の技にSNSでは、「いつの間に解禁されたの?」と驚きの声が広がっている。

バックフリップを披露するマリニン(10日)=AP

 五輪でのバックフリップで思い出されるのは、1998年の長野五輪だ。審判の採点に不満を抱いていた女子のスルヤ・ボナリー(仏)がバックフリップを敢行し、観客に強い印象を残した。ただ、当時は危険などの理由でバックフリップが禁止されており、競技中に行うと2・00点の減点だった。

長野五輪でバックフリップを見せたスルヤ・ボナリー=AP

 しかし、国際スケート連合(ISU)は、2024年6月にバックフリップを解禁する方針を決め、これにより競技中に行っても、加点対象ではないものの、減点されることはなくなった。マリニンはこれまでも国際大会でバックフリップを組み込んでおり、7、8日(日本時間8、9日)に行われた団体の男子SP・フリーの演技でも、五輪では28年ぶりとなるバックフリップを披露していた。

 氷上で大技を見せたマリニンに、SNSでは、「めっちゃかっこよかった」「圧巻の演技」と称賛する声が相次いだ。同時に、「バックフリップがOKになってたの知らなかった」「減点対象ではないんか」などの驚きの声も上がり、エキシビションなどでバックフリップを見せて会場を沸かせたフィリップ・キャンデロロ(仏)やボナリーの名前を挙げて懐かしむ声もあった。

スルヤ・ボナリー

 フィギュア男子は13日(日本時間14日)にフリーが行われる。マリニンが再び、バックフリップを見せるかにも注目だ。(デジタル編集部)

バックフリップを見せるマリニン(10日)=AP

バックフリップを見せるマリニン(10日)=AP

バックフリップを見せるマリニン(10日)=AP

バックフリップで回転中のマリニン(10日)=AP